用語 |
読み方 |
意味 |
参考となるページ |
エコロジー |
えころじー |
生物とそのまわりの環境との関係や、その構造、機能的側面について研究する学問。日本語では生態学(せいたいがく)。また、近ごろでは、環境や自然との共生をはかる社会運動や、環境に配慮する行為などを象徴する意味でも使われる。つまり、人間と自然との調和などを表す考え方として使われている。省略形で使われる「エコ」は、和製英語。
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SDGs |
えすでぃーじーず |
2015年9月に国際連合サミットで決められた「持続可能な開発目標」のこと。17の目標と169のターゲットからなる。 |
環境省_持続可能な開発のための2030アジェンダ/SDGs
(環境省HP) |
温室効果ガス |
おんしつこうかがす |
大気圏において地表から放射された赤外線の一部を吸収することにより、温室効果をもたらす気体のことである。温室効果ガスには、水蒸気や二酸化炭素、及び、メタン、一酸化二窒素、フロンなどがある。これらは、地球温暖化の主な原因とされている。
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気象庁 Japan
Meteorological Agency (気象庁HP) |
海洋プラスチック |
かいようぷらすちっく |
きちんと捨てられずに、海に行きついたビニル袋やペットボトルなどのプラスチック製品のこと。紫外線や波の影響で小さくなった(5mm以下)プラスチックをマイクロプラスチックと呼び、地球の生態系に及ぼす影響が心配されている。
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海洋プラスチック問題について
|WWFジャパン |
外来種 |
がいらいしゅ |
もともとその地域にすんでいなかったのに、人が他の地域から持ち込んできて、その地域にすみついた生き物のこと。このような外来種の中には、その地域の生態系や人のからだに大きな影響を与えることがあり、環境問題の一つとなっている。 外来種に対し、もともとその地域にいた生き物は、在来種と呼ばれる。
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日本の外来種全種リスト
- 侵入生物データベース (国立環境研究所HP) |
環境アセスメント |
かんきょうあせすめんと |
事業により得られる利益や採算性だけでなく、環境の保全についてよく考えることが大切です。このような考え方から生まれたのが、環境アセスメント(環境影響評価)制度です。交通の便をよくするために道路や空港を作ること、水を利用するためにダムを作ること、生活に必要な電気を得るために発電所を作ること、これらはいずれも人が豊かな暮らしをするために必要なことですが、環境に悪影響を与えてはいけません。 環境アセスメントとは、どのような開発事業を行うかを決めるに当たりそれが環境にどのような影響を及ぼすかについて調査、予測、評価を行う制度です。そのことで、環境を守ることができます。
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環境問題 |
かんきょうもんだい |
環境にかかわる、あらゆる問題をまとめたもの。公害・大気汚染・土壌汚染・気候変動・地球温暖化・ヒートアイランド現象・資源・騒音・生態系の破壊・水質汚染・ごみ・海洋プラスチック など |
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気候変動 |
きこうへんどう |
気候変動の原因には自然によるものと人によるものがある。 自然によるものには、火山の噴火によるエーロゾル(大気中の微粒子)の増加や、太陽の活動の変化などがある。人によるものには、人間が出す二酸化炭素の増加やエーロゾルの増加などがある。それにより地上の気温が上がり、地球温暖化という環境問題につながっている。
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気象庁|気候変動
(気象庁HP) |
再生可能エネルギー |
さいせいかのうえねるぎー |
一度利用しても短期間で再生が可能となり、なくなることのないエネルギーのこと。太陽光や太陽熱、水力、風力、バイオマス、地熱エネルギーなどがある。 |
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在来種 |
ざいらいしゅ |
その地域に古くからいる生き物のこと。古くとは、一般的には、100年以上前をさすことが多い。 在来種に対し、もともとすんでいなかったのにその地域に人によって持ち込まれた生き物は、外来種と呼ばれる。
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循環型社会 |
じゅんかんがたしゃかい |
自然の中から採る資源をできるだけ少なくし、それらを有効に使うことによって、廃棄されるものを最小限におさえる社会のこと。それによって、環境への負担が減らされる。 |
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省エネルギー |
しょうえねるぎー |
エネルギーを無駄なく使うこと。節約したり、節減したりするだけでなく、少ないエネルギーでいかに大きな効果を出せるかが重要である。 |
省エネって何?
| 家庭向け省エネ関連情報 | 省エネポータルサイト (資源エネルギー庁HP) |
3R |
すりーあーる |
リデュース(Reduce):廃棄されるものを減らす、リユース(Reuse):再使用、リサイクル(Recycle):再生利用の3つの頭文字をとったもの。 |
大阪市:よくわかる
ごみ減量・3R (…>ごみとリサイクル>ごみ処理とリサイクルの知識) (大阪市HP) |
生態系 |
せいたいけい |
ひとつひとつの生き物はほかの生き物と関わり合いながら生きている。そうした生き物たちと、それらが生きる自然環境をあわせて「生態系」という。 生産者(植物)・消費者(動物や魚)・分解者(菌類や細菌類)・無機的環境(光・水・大気・無機塩類)の4つで構成される。
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生物多様性 |
せいぶつたようせい |
人間を含むすべての生き物は、他の多くの生き物と互いに関わり合って生きていて、こうした生き物たちと豊かな個性でつながっている、という考え方。 |
生物多様性とは?その重要性と保全について
|WWFジャパン |
脱炭素社会 |
だつたんそしゃかい |
地球温暖化の原因である二酸化炭素などの温室効果ガスの排出を実質的にゼロにした社会のこと。日本は、2050年に実現することを目指している。 |
脱炭素社会、実現できる?2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにするってどういう意味?
| NHK |
地球温暖化 |
ちきゅうおんだんか |
石油や石炭を燃やしたりフロンを放出したりすることで、温室効果ガスの濃度が増加し、地球全体として地表及び大気の温度が上昇すること。 |
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パリ協定 |
ぱりきょうてい |
2015年12月にパリで開催された気候変動会議で取り決められた、
2020年以降の地球温暖化対策に関する国際的な協定。発展途上国を含む全ての参加国・地域が地球温暖化の原因となる温室効果ガスの削減に取り組むことを約束。産業革命前からの世界の平均気温の上昇を2℃未満(努力目標
1.5℃)に抑え、21 世紀後半には温室効果ガスの排出を実質ゼロにすることを目標としている。 |
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ヒートアイランド現象 |
ひーとあいらんどげんしょう |
都心部はまわりの地域に比べて温度が高く、まるで「島」のように見えるため、熱い島=ヒートアイランドと呼ばれている。このように都心部がヒートアイランド化している状況をヒートアイランド現象と呼ぶ。この原因としては、アスファルト舗装等によって水の気化熱による温度の低下がないこと、アスファルトとコンクリートが蓄熱材となって昼間の太陽熱をためていること、エアコンや自動車等の排熱が増加していることなどが考えられる。
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気象庁
| ヒートアイランド現象 (気象庁HP) |
リサイクル |
りさいくる |
一度使った製品を回収し原材料として利用したり、焼却熱をエネルギーとして利用したりする。 |
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リデュース |
りでゅーす |
資源を節約したり長く使ったりすることで、廃棄物を減らす。 |
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リユース |
りゆーす |
いったん使用された製品を回収し、必要があれば何らかの処置をして、製品として再使用したり、その一部を再利用したりすること。 |
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