イベントレポート エリア：鶴見区　

★11月虫の日が１１月２１日（土）に行われました。

　１１月（がつ）２１日（にち）（土）（ど）は、虫（むし）の日（ひ）でした。参加者（さんかしゃ）は、１５名（めい）でした。

　本日（ほんじつ）のテーマは、「水生（すいせい）生物（せいぶつ）をさがそう」です。

　コウホネ池（いけ）、冬水（とうすい）田（た）んぼの田（た）んぼB、せせらぎの３か所（しょ）で採集（さいしゅう）します。

　コウホネ池（いけ）にいたカダヤシです。メダカに似（に）ていますが、尾（お）びれに違（ちが）いが見（み）られます。
　メダカの尾（お）びれは直線的（ちょくせんてき）ですが、カダヤシは、丸（まる）みを帯（お）びています。

　カダヤシは特定（とくてい）外来（がいらい）生物（せいぶつ）で、飼育（しいく）・運搬（うんぱん）・放流（ほうりゅう）が禁止（きんし）されています。不用意（ふようい）に捕（つか）まえず、まずはその場所（ばしょ）の管理者（かんりしゃ）や行政（ぎょうせい）機関（きかん）に相談（そうだん）するか、その場（ば）ですぐ放（はな）すのであれば問題（もんだい）ありません。

　詳（くわ）しくは、環境省（かんきょうしょう）のHPをご覧（らん）ください。

　田（た）んぼBとせせらぎでは、アメリカザリガニとヌマエビを採集（さいしゅう）しました。

　アメリカザリガニについては、緊急（きんきゅう）対策（たいさく）外来種（がいらいしゅ）に選定（せんてい）されているため、生態系（せいたいけい）に被害（ひがい）を及（およ）ぼすことから積極的（せっきょくてき）に防除（ぼうじょ）を行（おこな）う必要（ひつよう）があります。そのため、元（もと）の場所（ばしょ）に帰（き）さないように、お願（ねが）いの看板（かんばん）を立（た）てています。

　３か所（しょ）で採集（さいしゅう）した生（い）き物（もの）（特定（とくてい）外来（がいらい）生物（せいぶつ）を除（のぞ）く）をなにわECOスクエア１階（かい）研修（けんしゅう）室（しつ）に持（も）ち帰（かえ）り、観察（かんさつ）しました。

　サカマキガイは、殻（から）が普通（ふつう）の巻貝（まきがい）とは逆（ぎゃく）の左巻（ひだりま）きに巻（ま）いているので、その名（な）がついています。

　コミズムシ（カメムシ目（め））です。多（おお）くの水生（すいせい）カメムシ目（め）が肉食（にくしょく）であるのに対（たい）し、ミズムシ類（るい）は藻類（そうるい）などを食（た）べる草食（そうしょく）です。小（ちい）さく切（き）った色紙（しきし）をコップに沈（しず）めコミズムシを入（い）れると、色紙（しきし）をつかんで浮（う）いたり沈（しず）んだりすることから、フウセンムシともいわれています。

　次回（じかい）は、３月（がつ）２0日（にち）（土）（ど）に実施（じっし）する予定（よてい）です。