<レポート>なにわのでんとうやさいをそだてよう! 第6回

 伝統でんとう野菜やさい講座こうざだいかいが、11がつ15にち(日)にち実施じっしされ、14めいほう参加さんかしました。講師こうしは、大阪市おおさかしエコボランティアの小川おがわ咲恵さきえさんです。
 本日ほんじつのテーマは、「秋蒔あきま野菜やさいえよう2」です。

 今年ことしは、大阪おおさか府下ふか伝統でんとう野菜やさい18しゅより16しゅ栽培さいばいしています。
 今回こんかいは、泉州せんしゅうタマネギ・碓井うすい豌豆えんどうをそれぞれのコンパニオンプランツとともにたねをまいたりなええたりします。

 泉州せんしゅうタマネギは、明治めいじ12ねん岸和田市きしわだしはじめて栽培さいばいされ、度重たびかさなる品種ひんしゅ改良かいりょうすえ明治めいじ30年代ねんだい泉州せんしゅうタマネギが誕生たんじょうしました。そして、2005ねんに、大阪府おおさかふの「なにわの伝統でんとう野菜やさい」にみとめられました。

 碓井うすい豌豆えんどうは、羽曳野市はびきのし碓井うすい地区ちく明治時代めいじじだいはじめて栽培さいばいされました。そして、2008ねん大阪府おおさかふで17番目ばんめの「なにわの伝統でんとう野菜やさい」になりました。

 自然しぜん体験たいけん観察かんさつえんはたけかけ、まず、泉州せんしゅうタマネギのなえとコンパニオンプランツのあか豌豆えんどうなええました。マメまめ植物しょくぶつは、にできる根粒菌こんりゅうきん窒素ちっそ肥料ひりょうになります。このようにわせて栽培さいばいすることで、害虫がいちゅう病気びょうき防止ぼうし成長せいちょう促進そくしんなどの様々さまざまなよい効果こうかすことができます。

 つぎに、碓井うすい豌豆えんどうとコンパニオンプランツの大麦おおむぎたねまきをしました。大麦おおむぎ害虫がいちゅうふせ役割やくわりがあります。

 田辺たなべ大根だいこん天王寺てんのうじかぶら間引まびきをしました。ったり、かさなりったりしているものをいて、すきつくってあげることで、おおきくそだつことができます。

 はたけはしつくった圃場ほじょう高山こうざん牛蒡ごぼう収穫しゅうかくしました。こう山牛蒡やまごぼうは、高山たかやま真菜まなおなじく能勢のせ地区ちく高山こうざん産地さんちで、冷涼れいりょう気候きこう土地とちそだ伝統でんとう野菜やさいです。ここ鶴見緑地つるみりょくちでどうそだつのかたのしみでしたが、なんと1mぐらいにそだっていました。

 参加者さんかしゃのアンケートから一部いちぶ紹介しょうかいします。
いえちかくでかし農園のうえんりて、まなんだ方法ほうほう栽培さいばいしてみたい。
食育しょくいくにつながるたのしいまなびとなった。
いえ野菜やさいえるときに、コンパニオンプランツといっしょにえてみたい。
つちづくりも頑張がんばって、肥料ひりょうにあまりたよらないようにしたい。

金時きんとき人参にんじんそだ具合ぐあい調しらべる
間引まびいた天王寺てんのうじかぶら

 次回じかいは、1がつ17にち(日)にち秋蒔あきま野菜やさい収穫しゅうかく伝統でんとう野菜やさいはなし(まとめ)」です。