<レポート>藍を育て、藍で染め、藍で環境を学ぶ連続講座2020 第4回

 11がつ29にち(日)にちに2020年度ねんどあい講座こうざだいかい実施じっししました。参加者さんかしゃは11めいでした。
 今回こんかいのテーマは、「“穂刈ほがり りしたでー ”と生物せいぶつ多様性たようせい・エネルギーのおはなし作品さくひん発表会はっぴょうかい」です。

 最初さいしょに、自然しぜん体験たいけん観察かんさつえんはたけかけ、タデアイの上部じょうぶ種子しゅしのついているをハサミであつめました。

 

 はるになるまでにるので、あらかじめ堆肥たいひなどをんだうねに、そのでこすりわせてたねをまき、うえわらせました。
 やがてわらしたからすでしょう。

 なにわECOスクエアの1かい研修けんしゅうしつもどり、エコボランティアの中谷なかやさんからタデアイはたけたね付着ふちゃくしていた昆虫こんちゅうなど動物どうぶつについてのはなしきました。本日ほんじつ発見はっけんしたものは、17種類しゅるいでした。

ウスカワマイマイ
タデノクチブトサルゾウムシ

カヤヒバリ?の幼虫ようちゅう

 つぎにエコボランティアの石川いしかわさんから、あい植物しょくぶつについてのはなしきました。
 あいはもともとは薬用やくよう植物しょくぶつとして栽培さいばいされていたことや、江戸時代えどじだいになってからあい流通りゅうつうさかんになったことについてはなされました。

 つぎにエコボランティアの桝元ますもとさんから、「そめタデと生物せいぶつ多様性たようせい そしてエネルギー…さらにSDGs」のはなしきました。
 あい講座こうざたんなる藍染あいぞめをたのしむものでなく、環境かんきょう学習がくしゅう講座こうざとしての意義いぎがあることや、体験たいけんとおして環境かんきょうについてかんがえることの大切たいせつさについてはなされました。

 テーブルのうえならべた今回こんかいつくった作品さくひんをみんなで鑑賞かんしょうしました。
 めをつうじて生物せいぶつ多様性たようせいかんがかたまなぶことができました。

 最後さいごにエコボランティアの北川きたがわさんから、「タデアイのたねかたたねまき」の説明せつめいをききました。

 参加者さんかしゃ感想かんそう紹介しょうかいします。

綿わた栽培さいばいし、いとつむぎ、そのいとあいめて……という一連いちれん工程こうていができるといいな。
環境かんきょうやエネルギーなどについてたのしくまなぶことができました。
今日きょういただいたたねでタデアイのプランター栽培さいばいをしようとおもいます。
鶴見緑地つるみりょくち自然しぜん植物しょくぶつ昆虫こんちゅうのこと)についてることができたとおもいます。
まなんだことをここにいないひとつたえたいとおもいます。

 4かい講座こうざとおして、環境かんきょうについていろいろとかんが関心かんしんふかまった参加者さんかしゃ皆様みなさまでした。