【レポート】図書館deECO「桜の木の箸から環境を考えてみよう!」@大阪市立北図書館

 11がつ15にち(日)にちに、きた大阪おおさか市立しりつきた図書館としょかんにて、図書館としょかんdeECO「さくらはしから環境かんきょうかんがえてみよう!」を開催かいさいし、6めい参加さんかしました。  
 講師こうしは、米地まいち徳行とくゆきさん(NPO法人ほうじん木育もくいくフォーラム 理事りじちょう)です。

 講座こうざ前半ぜんはん座学ざがくからはじまり、 まず日本にほん森林しんりん世界せかい森林しんりんについてのおはなしがありました。「日本にほん森林しんりんひろさは国土こくどやく70%をめ、占有せんゆうりつ世界せかい1のフィンランドにいで2であるにもかかわらず、国内こくない使用しようりょうの80%の材木ざいもく輸入ゆにゅうたよっている。おおいのにほとん使つかわれておらず、そのぶん海外かいがいられて環境破壊かんきょうはかいにつながっている。」とのはなしに、参加者さんかしゃみなさんは真剣しんけんります。

 また、「きりえにくいので、江戸時代えどじだい高価こうかであった着物きものなどをきり箪笥だんすなか収納しゅうのうするなどして利用りようされていた。」といった日本にほんでの木材もくざい上手じょうず利用りようしてきた歴史れきしのおはなしなどがありました。

 最後さいご種類しゅるいてゲームです。日本にほん有名ゆうめい木材もくざいから海外かいがいいたことのない名前なまえ木材もくざいまで様々さまざまです。参加者さんかしゃみなさんは、視覚しかくによる木目きめいろ確認かくにんと、触覚しょっかくによるおもさや質感しつかんちがいをかんじながら 特徴とくちょう勉強べんきょうすることができました。

  講座こうざ後半こうはんはいよいよワークショップでおはしづくりです。まずはおなながさ、いろ模様もようさくらぼうを2ほんえらび、やすりでみがきます。

 
 やすりをかけるとき木目きめたいして平行へいこうけずります。木目きめたいして垂直すいちょくにやすりをかけてしまうときずのこってしまうと先生せんせいおそわり、参加者さんかしゃみなさんは2種類しゅるいかみやすりを使つかって上手じょうず仕上しあげておられました。

 みがいたあと文字もじれをおこない、クルミをくだいててくる天然てんねん植物性しょくぶつせいオイルをって仕上しあげるとマイばし完成かんせいです☆

 今回こんかい講座こうざでは、さくら木材もくざいからおはしづくりをとおして、ものづくりのたのしさと、森林しんりん環境かんきょう保全ほぜん大切たいせつさ、それは地球ちきゅう温暖化おんだんか対策たいさくにつながっているという内容ないようたのしくまなぶことができました。