【レポート】「酸性雨って何?」@大阪市立瓜破西小学校

  11がつ19にち(木)もくに、瓜破うりわり西にし小学校しょうがっこうで「酸性雨さんせいうってなに?」の講座こうざ開催かいさいし、5ねんせいくみ29めい、2くみ27めい参加さんかしました。
 講師こうしは、NPO法人ほうじん大阪おおさか環境かんきょうカウンセラー協会きょうかい上口うわぐち浩幸ひろゆきさんです 。

 最初さいしょに、むらさきキャベツをおひたして色素しきそ抽出ちゅうしゅつし、実験じっけん使つか試験しけんえきつく準備じゅんびからはじまりました。抽出ちゅうしゅつされるのをっているあいだに、おはなしきます。

 まず、みず大切たいせつさについてのおはなしです。 地球ちきゅう表面ひょうめんの7わりうみおおわれていて、大量たいりょうみずがあるようにおもわれますが、そのなかわたしたちが使用しようできるみずは、地球ちきゅう水資源すいしげんのわずか0.01~0.02%にぎません。たいして、ひとが一にち使用しようするみずは、1000リットルにのぼるといわれています 。
 講師こうしから、みがくときは、水道すいどう蛇口じゃぐちしっぱなしにせず、みずをコップにれてからみがくこと。みずかぎられた資源しげんなので、大切たいせつ使つかわなければいけない、とおしえていただきました。

 つづいて、酸性雨さんせいうについてのおはなしです。「酸性さんせいあめるとどうなるのか?」
もりれてなくなってしまったり、建造物けんぞうぶつさんけたり、コンクリートにあないてしまったり、さまざまな被害ひがいけます。酸性雨さんせいうは、化石かせき燃料ねんりょう燃焼ねんしょうなど、人間にんげん活動かつどうおおきなはらいんがあることをおしえていただきました。

 休憩きゅうけいをはさんで、つぎは、いよいよむらさきキャベツから抽出ちゅうしゅつされた試験しけんえき使つかった実験じっけんです。 いえにある身近みぢかなものが、アルカリせい酸性さんせい中性ちゅうせいかを調しらべて記録きろくしていきます。 たまごパックに試験しけんえきながし、しお、レモン果汁かじゅう重曹じゅうそう洗剤せんざいなどをれていろ変化へんかました。 紫色むらさきいろ試験しけんえきが、酸性さんせいならあかく、アルカリせいならあお変化へんかしました。

 実験じっけんあとは、酸性さんせいあめらないようにするには、わたしたちなにができるかをグループではない、発表はっぴょうしました。
 「むやみに、電気でんき無駄むだ使つかいをしない」「石油せきゆ使つかわないようにする」「なるべくくるまより電車でんしゃ使つかう」など、どもたちからいろいろな意見いけん発表はっぴょうされました。

 最後さいごに、講師こうしから、「自分じぶんができることからはじめよう。環境かんきょうにして生活せいかつすれば、酸性雨さんせいうふせげる。また、酸性さんせい雨対策あめたいさくをすれば、地球ちきゅう温暖化おんだんか対策たいさくにもなる。」とおしえていただき、講座こうざ終了しゅうりょうしました。