2024年度 エコボラ研修 ③ ~魅惑的なボランティア活動へ~ ボランティアの基本的な活動
令和7年3月15日(土)鶴見緑地公園内「なにわECOスクエア1階 研修室」においてエコボランティア研修第3回(最終回)を開催しました。
講師は桃山学院大学 小野達也先生です。
小野先生は20代のころからボランティア活動をされ、現在は、主として地域福祉分野でのボランティアについて、研究やフィールドワークをされています。
まず、自発性・社会性、無償性などボランティアの基本的な活動の考え方についてお話しを頂きました。

最初の問いかけは「ボランティア活動は 魅力的?」
小野先生が若いころに参加されたボランティア活動は、1年間寝食を共にしながら活動を続けるプログラムだったとのこと。
そのような活動に進んで参加する人達、自発的に取り組む人達の活動のお話しを聞きました。

ボランティア活動について、阪神・淡路大震災が起こった1995年がボランティア元年といわれています。
その後、東日本大震災の2011年をピークにボランティア活動参加者は減っています。
社会の情勢や課題が変化すると、ボランティアの活動内容も変化していきます。
昨今は、地域でのボランティア活動で「やりたいこと」を尋ねると「子ども食堂」が増えているそうです。
ボランティア活動には課題もたくさんありますが、その課題を知ったうえで、ボランティアの意義を確認することは大切です。
個人にとっても、社会にとっても、体験を通して学び、広く伝えていくこと、それは個人の生き方も社会も豊かに、幸せにすることにつながります。
それが、ボランティア活動の魅力ですね。


先生からの問いかけだけでなく、参加者からの質問もあり、熱心な雰囲気のうちに終わりました。
