田んぼの四季2024~田んぼで学ぶSDGs~ ④

9月28日(土曜日)、「田んぼの四季2024」第4回目の講座がなにわエコスクエアと自然体験観察園で実施されました。
4回目の講座にあたる今回は観察株の計測と観察、穂刈り、そして生き物探しです。
各グループに分かれて観察を行って頂きます。

講師は大阪市エコボランティアの野崎輝夫さん、栗山純彦さん、中谷憲一さんです。
野崎さんと栗山さんには稲作りを、中谷さんは生き物探しを中心に説明してもらいました。
一般参加の方は4グループで各グループ2班に分け、各班にエコボランティアの方が付いて行動してたもらいした。

観察園に出ていくにあたり研修室で、講師の野崎さんから、この日のスケジュールと稲の計測方法などについて説明があり、草取りなどの仕方については、田んぼに出てから、説明とのことでした。
班ごとに計測の道具を持って田んぼに出ました。

田んぼでは「もち米」「うるち米」と順調に穂をつけて生育しているようですが、「古代米」(黒)の生育が良くなかったようです。
また、「うるち米」の稲穂が倒れているのが多く見られましたので、次回は稲刈りを予定しているのですが、稲穂の立て直しも行う予定です。
草取りの前にまずは決められた観察株の計測をします。
稲の丈、葉の幅や、株の数、水温などを測って、調査票に書き込みます。
今回、穂刈りする予定でした「古代米」の生育が思わしくなかったので、「うるち米」の穂刈りに変更しました。

田んぼへ入り、田んぼに生息する生き物探しも実施しました。

研修室に戻ってから、穂刈した米を数え、1粒から何粒のお米が実っているかを計算しました。
その結果、300~700粒という結果になりました。

生き物探しでは、モニターの写真を見せながら、講師の中谷さんから、今日、見つけた生き物についてのお話がありました。
田んぼには、外来昆虫や稲しか食べない生き物などもおり、いろんな種類の生き物の形態で観察することができました。
また、それぞれの特徴など詳しく説明していただきました。

次回は、10月26日(土)に「稲刈り」と「れんげの種まき」を実施します。