未来のための環境塾 セミナー②
8月24日(土曜日)、いのち共感ひろば 大阪大学中之島センター5階にて、「未来のための環境塾」2日目を開催しました。この日も大学生を中心に多くの方に参加いただきました。
まず、大阪国際大学 国際観光学科 准教授 五月女健司氏より、【課題解決型の万博への歩み】と題して、万博の歴史、博覧会に関わった人びととして、一万円札の肖像画になっている福沢諭吉や渋沢栄一のお話、万博は最初『見せる万国博覧会』だったのが、徐々にテーマを持った『考える万国博』に変容していくさまなどを多くの画像を交えてお話いただきました。
次に【「デコ活」~くらしの中のエコろがけ~】と題して、環境省 デコ活応援隊(地球環境局 脱炭素ライフスタイル推進室)奥野祥大氏、稲谷新氏よりデコ活とはなにかの説明から入り、デコ活の背景、脱炭素による新しい豊かな暮らしの10年後を想定した具体的な取り組みのお話をしていただきました。
その後、小休憩を挟んで井上理事長より【One Health!~地球の健康・人・食の健康・生態系の健康~】と題して、地球・人・食・生態系が健康であるためにはどうあるべきかのお話をしていただきました。
次に【ワンヘルスを支える人の健康】と題して、一般社団法人ラジーン代表理事/ラジオ体操・スポーツインストラクター 上羽悠雅(ラジねぇ。)氏よりラジオ体操の魅力、ラジオ体操を通じての活動などのお話をいただき、ラジオ体操のワンポイントレッスンを受けた後、全員でラジオ体操第一を行いました。
昼休憩後は、啓発企画ワークショップ2 企業の活動事例として西尾レントオール株式会社 広報宣伝室長 西垣内渉氏、同総務人事部人事課担当課長 富井孝昌氏より会社概要と会社の取り組みとして電動建機、木造モジュール、AI安全帯府使用者検知システム「KAKERU(カケル)」のお話やコンテナを利用した鉄道輸送によりCO2削減に大きく貢献しているお話をしていただきました。
いよいよ活動に向けてのグループワークです。
ナッジの手法の活用、ポスター、デジタルサイネージ、SNS・動画、ゲームやクイズという5つのグループに分かれての話し合いです。
未来のための環境塾でどのような啓発活動を行うか、その内容、スケージュール、必要な準備などをファシリテーターと共に熱心な話し合いが行われました。
最後にアンケートを記入いただき、本日のプログラムは終了しました。