<イベントレポート>鶴見緑地の鳥さがし 夏
7月15日(土曜日)、鶴見緑地の鳥さがし 第1回目が開催されました。
講師は大阪市エコボランティアの平野友昭さんです。
参加者は27名(うち、こども3名)で、曇り空とはいえ、鶴見緑地のあちらこちらで、鳥をみつけることができました。
研修室で、講師やエコボランティア、スタッフの紹介後、今日回る予定のコースを聞いて出発です。
出発前に、エコスクエアの玄関前で、双眼鏡のピントの合わせ方のレクチャーを受けました。
歩き出してすぐ、公園入口前の緑地にムクドリがたくさんいました。
緑地の地面近くにいる虫を食べているそうで、飛んでいるというよりも歩いているムクドリが多く見られました。
ムクドリの卵の色について、平野さんから皆さんに質問が。
答えはくすんだ青色だそうです。
花博記念ホールの壁面あたりにスズメがいるのを確認しましたが、まずは、大池を目指して、進みます。
噴水や公園内にたくさんのハトが見られますが、ほとんどがドバトだそうです。
大池には、アオサギ、コサギと、マガモ、カルガモ、ヒドリガモといったカモ科の鳥が見られました。
カモ科の鳥は数羽いるだけで、群れで渡らず残ったのでしょうか。
カルガモのくちばしの先は黄色という見分け方を教えてくださいました。
大池を後にして、花さじきに向かいます。
歩き始めてすぐに、メジロのさえずりが木の中から聞こえました。
そして、植え込みや道には、カラスの羽が落ちていて、その羽がカラスの体のどこに生えているのか?という興味深い話をしてくださいました。
羽の形で、左右どちらか、何番目に生えているか、風切り羽か、そうでないのか、などわかるそうです。
鳥にとって一番大切な羽と、羽につける油の話など聞くことができました。
花さじきに着くと、カワラヒワのさえずりが聞こえ、目で確認することもできました。
シジュウカラの若鳥も見ることができました。
上手にデジカメで写真を撮った参加者もおられました。
なにわエコスクエアに戻る道中も、鳥に目を配りながら戻ります。
研修室に戻って、今日さがした鳥の名前と数を確認します。
今日は17種類の鳥を見ることができました。
次回の鳥さがしは11月25日(土)深秋の鶴見緑地で行います。