<レポート>なにわのでんとうやさいをそだてよう! 第3回

 伝統でんとう野菜やさい講座こうざだいかいが、8がつにち(日)にち実施じっしされ、11めいほう参加さんかしました。講師こうしは、大阪市おおさかしエコボランティアの小川おがわ咲恵さきえさんです。
 本日ほんじつのテーマは、「いのちの循環じゅんかんまなぼう!」です。

 なまごみ(野菜やさいくず)をリサイクルして堆肥たいひつくり、それを肥料ひりょうにして野菜やさいづくりをおこなう。この活動かつどうは、「循環じゅんかんがた共生きょうせい社会しゃかい」につながる行動こうどうです。すべてのもの一見いっけん競争きょうそうしているようにえますが、本質的ほんしつてきには共生きょうせいしています。かれらは循環じゅんかんしてつながっているのです。

 まず、大阪市おおさかしエコボランティアの加藤かとうさんご夫妻ふさいによる、紙芝居かみしばいきんちゃんのつちづくり」です。はじまり。はじまり。
 きんちゃんとは、土壌どじょうきんのことで、肉眼にくがんえない微生物びせいぶつです。野菜やさいくずや雑草ざっそうなどをごはんにして、どんどん分裂ぶんれつしてえていきます。

 参加者さんかしゃ家庭かていなまごみをってきていただきました。
 野菜やさいくずの観察かんさつをしました。キャベツの外葉とは緑色みどりいろをしています。紫外線しがいせんそして活性かっせい酸素さんそから内側うちがわまもっています。しょくされずにてられるこの一番いちばん外側そとがわには、植物しょくぶつ栄養素えいようそおおふくまれています。

 包丁ほうちょう使つかって野菜やさいくずをできるだけちいさくきざみます。

 ちいさくなった野菜やさいくずに「ボカシ」という有用ゆうよう微生物びせいぶつぐん通称つうしょうEMきん)をぜていきます。まるで味噌みそのようなにおいがします。

 はたけ片隅かたすみ堆肥たいひしろいシートをき、まずつち全面ぜんめんせます。つぎに、さきほどつくったボカシのじった野菜やさいくずをせます。また、つちせ、交互こうごかさねていきます。

 なるべくたかげ、最後さいごくさき、シートをもう一枚いちまいかぶせて完成かんせいです。2週間しゅうかんどうなっているか、たのしみです。
 できあがった肥料ひりょう秋植あきうえの野菜やさいたねまきのとき使つかいます。

 今日きょうは、服部はっとりこゆるうり玉造たまつくり黒門くろもんごえうり泉州せんしゅう水茄子みずなす鳥飼とりかい茄子なす収穫しゅうかくしました。

 次回じかいは、8がつ23にち(日)にち土壌どじょう改良かいりょうをしよう!」です。

 参加者さんかしゃアンケートから参加者さんかしゃ感想かんそうです。
きんについての紙芝居かみしばいかりやすくてたのしかったです。」
野菜やさいくずを使つかった肥料ひりょうづくりをいえでもやってみようとおもった。」