まず、環境局南部環境事業センターからごあいさつがあり、その後容器包装プラスチックの分別方法やリサイクルの流れについてのDVDを視聴しました。
海洋プラスチックごみの問題(マイクロプラスチック)がクローズアップされてきました。プラスチックごみは、捨てるのではなく分別していただきたい。特に容器包装プラスチックの分別はわかりにくいので、「プラ」マークを目印にしてください。
DVDを視聴した後は、久留飛先生の昆虫のお話です。
先生は、「モンシロチョウを見かける時期になってきましたが、オスばかり飛んでいます。オスがメスより早い時期に見かけられるのは、なぜだと思いますか?」と質問され、みんなでよく考えてみました。答えは、サナギから羽化してくるメスをオスが交尾しようと待ち構えているためだそうです。
次に春型と夏型のアゲハチョウのお話をされました。4月初旬に見かける春型は、6月頃に羽化する夏型に比べて小さいそうです。それは、夏型の幼虫は、春にミカンの葉をたくさん食べて大きく成長するからだそうです。また、アゲハチョウに限らず、他の種類のチョウでも季節によって体の大きさが違ってきます。
久留飛先生は、図鑑に載っている知識だけでなく、自分で観察したことを、「なぜ?」と疑問を持ち、考えてみることが大切だと子どもたちにお話されました。
セロハンを利用した手品的な工作を紹介されました。インターネットでも紹介されているそうです。
お話の後は、いよいよアゲハチョウのクラフト工作です。アゲハチョウの形に切り取ったクラフト用紙に、ストローを通してホッチキスで前後の翅に固定します。ストローを動かすとはねが上下に動く仕組みになっています。
少し難しい工作でしたので、久留飛先生から作り方を事前にレクチャーしてもらった南部環境事業センターの方たちにお手伝いしていただきました。前翅と後翅がスムーズに動くよう、微調整しながら仕上げていきました。
■先生の見本 ■参加者の作品
カラフルなチョウチョウや個性的でユニークな作品ができました。
ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。