田んぼの四季2022～田んぼで学ぶSDGs～　⑦

　2022年度（ねんど）のお米作（こめつく）り連続（れんぞく）講座（こうざ）の第（だい）７回（かい）は、2月（がつ）12日（にち）（日（にち））に「菰（こも）外（はず）し」「土壌（どじょう）生物（せいぶつ）調査（ちょうさ）」を行（おこな）いました。参加者（さんかしゃ）は、17名（めい）でした。

■講師（こうし）は、引（ひ）き続（つづ）き大阪市（おおさかし）エコボランティアの　忍（しのぶ）　喜博（よしひろ）さん　と　中谷（なかたに）　憲一（けんいち）さん　です。

　講師（こうし）の忍（しのぶ）さんより、1年（ねん）間（かん）の講座（こうざ）のふりかえりの話（はなし）がありました。

（）（かっこ）

■菰（こも）の中（なか）に生息（せいそく）している虫（むし）たちを、目（め）を凝（こ）らして、一生懸命（いっしょうけんめい）探（さが）しました。

■採取（さいしゅ）した虫（むし）を、双眼（そうがん）実体（じったい）顕微鏡（けんびきょう）を使（つか）って観察（かんさつ）しました。

■ツルグレン装置（そうち）を使（つか）って、土壌（どじょう）生物（せいぶつ）調査（ちょうさ）を行（おこな）いました。

　土壌（どじょう）生物（せいぶつ）は、照明（しょうめい）による光（ひかり）と熱（ねつ）および乾燥（かんそう）を避（さ）けようとして下（した）に移動（いどう）します。そして、バケットからふるい、ロートを通（とお）りぬけ、受皿（うけざら）に集（あつ）まります。通常（つうじょう）1週間（しゅうかん）かけてじっくり採取（さいしゅ）しますが、今回（こんかい）は3時間（じかん）ほどなので、集（あつ）まった虫（むし）は少（すく）なかったです。採取（さいしゅ）した場所（ばしょ）（水田（すいでん）・雑木林（ぞうきばやし）・畑（はたけ）・湿地（しっち）の土壌（どじょう））。

　講師（こうし）の中谷なかたに（）さんから、採取（さいしゅ）した生（い）き物（もの）を紹介（しょうかい）していただきました。

　下記（かき）の写真（しゃしん）以外（いがい）に、ヒトフシムカデの仲間（なかま）・ハエトリグモの仲間（なかま）・フトワラジムシなどが見（み）つかりました。

　土壌（どじょう）生物（せいぶつ）調査（ちょうさ）では、キイロヒラタガムシ・コムシ・トビムシの仲間（なかま）がいました。

参加者（さんかしゃ）のみなさまには、約（やく）1年（ねん）間（かん）にわたり受講（じゅこう）いただき、ありがとうございました。