イベントレポート
エリア:西淀川区
【レポート】「食品ロスをなくして地球を守ろう」@大阪市立佃西小学校 11月28日PM開催
西淀川区の佃西小学校で、令和4年11月28日(月)5・6時限じげん目めに「食品しょくひんロスをなくして地球ちきゅうを守まもろう」を開催かいさいし、6年ねん2組くみ27名めいが参加さんかしました。
講師こうしは、谷たに 美也子みやこさん(大阪おおさか環境かんきょうカウンセラー協会きょうかい)です。
講座こうざの前半ぜんはんは、カードゲーム「食たべ残のこしNOゲーム」を行いました。食たべ残のこしNOゲームは当時とうじ小学しょうがく6年ねん生せいが考かんがえ出だして、商品化しょうひんかされたゲームです。
3つの班はんに分わかれて、班はんごとにゲームマスター(ゲームの指導員しどういん)の指導しどうのもと、参加さんかのみなさんがそれぞれお店みせ(すし屋やさん、パスタ屋やさん、ラーメン屋やさん、パン屋やさん)のオーナーとなりお客きゃくさんの食たべられる量りょうと予算よさんの中なかでお店みせの提供ていきょうするメニュー(重おもさ)で食たべ残のこしが無なくなる工夫くふうをすればオーナーの賞金しょうきんが貰もらえ、食たべ残のこし等などが多おおければ罰金ばっきんを支払しはらうというものです。また参加者さんかしゃは、食たべ残のこしの要因よういんが書かいてある「アクションカード」を使つかいながら競争きょうそう相手あいてに食たべ残のこしが起おきるかもしれないハプニングを起おこしたり、自分じぶんのお店みせにお客きゃくさんを呼よび込こんだりすることもできます。
終了時しゅうりょうじに所持金しょじきんが多おおいオーナーが勝利しょうりとなるため、特とくに罰金ばっきん(食たべ残のこし)を出だしたくないための工夫くふうを考かんがえ、制限せいげん時間じかんいっぱいまで取とり組くみ、楽たのしみながら食品しょくひんロスをなくすにはどうすればいいかを学まなんでいました。
後半こうはんは食品しょくひんロスの現状げんじょうを先生せんせいより、分わかりやすく解説かいせつ、特とくに世界せかいや日本にほんでの食品しょくひんロスの量りょうが膨大ぼうだいであるのに、世界せかいでは10人にんに1人にんが十分じゅうぶんな食料しょくりょうがないこと、日本にほんでは一人ひとりあたりに換算かんさんすると、毎日まいにちお茶碗ちゃわん1杯ぱい分ぶんの量りょうの食品しょくひんを捨すてている現実げんじつを聞きき、驚おどろきを隠かくせない様子ようすでした。食たべ物ものを無駄むだにしないためにどうすればいいか、講師こうしより対話たいわ形式けいしきにより児童じどうに問といかけると、食たべ残のこしをしない、食たべれる量りょうだけを外食がいしょくで注文ちゅうもんする、など多おおくの意見いけんが聞きかれました。
また、アフリカ大陸たいりくではなぜ食たべ物ものが少すくないのかとの先生せんせいの呼びかけに、生徒せいとは「砂漠さばくが多おおいから」や「争あらそいが多おおいから協力きょうりょくしあえないから」と見事みごとに回答かいとうをしていました。
楽たのしい楽たのしい講座こうざも最後さいごの場面ばめん。食たべ残のこしはしない「食たべ残のこしNO!」と大おおきな声こえで発声はっせいし、講義こうぎを締しめくくりました。「食品しょくひんロス」と地球ちきゅう温暖化おんだんかについて、身近みぢかな問題もんだいとして捉とらえ、食たべ物ものを大切たいせつにし、一人ひとりひとりが地球ちきゅうのことを考かんがえて行動こうどうすることの大切たいせつさを学まなび、自分じぶんに何なにができるかを友達ともだちと意見いけんを交かわしながら考かんがえを深ふかめられた講座こうざになりました。