イベントレポート
レンコン講座・冬「レンコン発掘体験!」
冬のレンコン講座を11月27日(日曜日)に行いました。参加者は、24名(内:子ども12名)でした。
今回の講師は、大阪市エコボランティアの苗田 京子さんです。
講師の苗田さんから「ハス田の四季」と「鶴見区のハス田の歴史」についてのお話がありました。
昔は鶴見区は海の底になっていたようで、北の淀川、南の大和川から土砂が運ばれ、大阪平野ができあがってきました。
鶴見区あたりは、粘土質の湿地を利用してレンコンを栽培していました。その後、岡山(備中レンコン)や石川(加賀レンコン)の苗を導入して、もっちりとしたレンコンが作られるようになり一大産地となりました。
レンコンの見つけ方や掘り方について教えてもらいました。
まず、レンコンの先っぽの芽を見つけましょう。そこからは、少しずつレンコンを折らないように掘っていきます。
参加者をA班~E班の5つのグループに分けて「レンコン発掘体験!」をしていただきました。最初は、クワの使い方も不慣れで、深くまで土を掘るのに苦労していましたが、徐々にコツをつかんでレンコンを発掘できました。
収穫したレンコンは、みなさんに分けて、お持ち帰りいただきました。
なお、今回の講座を通して、レンコン農家さんの労働の大変さや、食に対する感謝の気持ちをわかっていただく、良い機会となりました。