【レポート】「食品ロスをなくして地球を守ろう」@大阪市立佃西小学校 11月24日開催

西淀川区にしよどがわく佃西つくだにし小学校しょうがっこうで、令和れいわ4ねん11がつ24にちもく)3・4時限じげんに「食品しょくひんロスをなくして地球ちきゅうまもろう」を開催かいさいし、5ねん2くみの30めい参加さんかしました。

講師こうしは、たに 美也子みやこさん(大阪おおさか環境かんきょうカウンセラー協会きょうかい)です。

講座こうざ前半ぜんはんは、カードゲーム「のこしNOゲーム」を行いました。のこしNOゲームは当時とうじ小学しょうがく6ねんせいかんがして、商品化しょうひんかされたゲームです。

4つのはんかれて、はんごとにゲームマスター(ゲームの指導員しどういん)の指導しどうのもと、参加さんかのみなさんがそれぞれおみせ(すしさん、パスタさん、ラーメンさん、パンさん)のオーナーとなりおきゃくさんのべられるりょう予算よさんなかでおみせ提供ていきょうするメニュー(おもさ)でのこしがくなる工夫くふうをすればオーナーの賞金しょうきんもらえ、のこなどおおければ罰金ばっきん支払しはらうというものです。また参加者さんかしゃは、のこしの要因よういんいてある「アクションカード」を使つかいながら競争きょうそう相手あいてのこしがきるかもしれないハプニングをこしたり、自分じぶんのおみせにおきゃくさんをんだりすることもできます。

終了時しゅうりょうじ所持金しょじきんおおいオーナーが勝利しょうりとなるため、とく罰金ばっきんのこし)をしたくないための工夫くふうかんがえ、制限せいげん時間じかんいっぱいまでみ、たのしみながら食品しょくひんロスをなくすにはどうすればいいかをまなんでいました。

後半こうはん食品しょくひんロスの現状げんじょう先生せんせいより、かりやすく解説かいせつとく世界せかい日本にほんでの食品しょくひんロスのりょう膨大ぼうだいであるのに、世界せかいでは10にん1人ひとり十分じゅうぶん食料しょくりょうがないこと、日本にほんでは一人ひとりあたり換算かんさんすると、毎日まいにち茶碗ちゃわんぱいぶんりょう食品しょくひんてている現実げんじつき、「ぼくべるのに!」と生徒せいとこえおどろきをかくせない様子ようすでした。もの無駄むだにしないためにどうすればいいか、講師こうしより対話たいわ形式けいしきにより児童じどういかけると、のこしをしない、べれるりょうだけを外食がいしょく注文ちゅうもんする、などおおくの意見いけんかれました。

また、アフリカ大陸たいりくではなぜものすくないのかとの先生せんせいの呼びかけに、生徒せいとは「砂漠さばくおおいから」や「あらそいがおおいから協力きょうりょくしあえないから」と見事みごと回答かいとうをしていました。

たのしいたのしい講座こうざ最後さいご場面ばめんのこしはしない「のこしNO!」とおおきなこえ発声はっせいし、講義こうぎめくくりました。「食品しょくひんロス」と地球ちきゅう温暖化おんだんかについて、身近みぢか問題もんだいとしてとらえ、もの大切たいせつにし、一人ひとりひとりが地球ちきゅうのことをかんがえて行動こうどうすることの大切たいせつさをまなび、自分じぶんなにができるかを友達ともだち意見いけんわしながらかんがえをふかめられた講座こうざになりました。