【レポート】みんなでつくる観察園講座（７月　雑木林・実生林）

　大学生（だいがくせい）の方（ほう）3名（めい）が初（はじ）めて参加（さんか）してくださいました。自然（しぜん）体験（たいけん）観察（かんさつ）園（えん）を見（み）たいと思（おも）ってやってきた、環境（かんきょう）教育（きょういく）を学（まな）んでいる学生（がくせい）さんです。

　講師（こうし）から、観察（かんさつ）園（えん）の雑木林（ぞうきばやし）・実生（みしょう）林（りん）の成（な）り立（た）ちについての説明（せつめい）がありました。種（たね）がとぶとどこにでも生（は）えて芽（め）を出（だ）す（実生（みしょう）＝みしょう）ので、その苗（なえ）を移植（いしょく）することで雑木林（ぞうきばやし）として守（まも）られていきます。アキニレ、イヌビワ、エノキ、クヌギ、ムクノキなどが植（う）えられています。

　本日（ほんじつ）後半（こうはん）に予定（よてい）される自然（しぜん）体験（たいけん）観察（かんさつ）園（えん）での活動（かつどう）は、 ” 毎木（ことき）調査（ちょうさ）“（実生（みしょう）の木（き）の成長（せいちょう）を調（しら）べる）です。
　樹高（じゅこう）計測器（けいそくき）を使（つか）って行（おこな）います。

　細（ほそ）い幹（みき）や枝（えだ）は、ノギスを使（つか）って計測（けいそく）します。

　自然（しぜん）体験（たいけん）観察（かんさつ）園（えん）に出（で）かけようとした途端（とたん）、雨（あめ）が降（ふ）り出（だ）しました。長靴（ながぐつ）・雨具（あまぐ）を装着（そうちゃく）して出発（しゅっぱつ）です。
　雑木林（ぞうきばやし）に設定（せってい）された、落（お）ち葉（ば）や枯（か）れ枝（えだ）等（など）の置（お）き場（ば）です。当日（とうじつ）大阪市（おおさかし）エコボランティアが行（い）った維持（いじ）管理（かんり）作業（さぎょう）で刈（か）られたカラムシが積（つ）まれています。朽（く）ち木（き）は生（い）き物（もの）の大切（たいせつ）なすみかです。

　クヌギの芽生（めば）えです。これが、実生（みしょう）の苗（なえ）です。

　５年（ねん）半（はん）前（まえ）に移植（いしょく）したクヌギの木（き）です。樹高（じゅこう）は、約（やく）７５０ｃｍになりました。実生（みしょう）は植栽（しょくさい）のような「根巻（ねま）き」をしないので、根（ね）が四方八方（しほうはっぽう）にしっかり張（は）ります。

　野草（やそう）広場（ひろば）の見学（けんがく）をしました。

　水田（すいでん）の見学（けんがく）をしました。古代（こだい）米（まい）・うるち米（まい）・もち米（ごめ）を植（う）えています。畔（ほとり）の植生（しょくせい）や水田（すいでん）の中（なか）の様子（ようす）の違（ちが）いを説明（せつめい）していただきました。
　次回（じかい）は、８月（がつ）１日（にち）（土）（ど）です。テーマは“ため池（いけ）・水路（すいろ）”です。