藍を育て、藍で染め、藍で環境を学ぶ連続講座2022第4回

 11がつ20にちにち)に「あいそだて、あいめ、あい環境かんきょうまな連続れんぞく講座こうざ2022」のだい4かい実施じっししました。

 今回こんかいのテーマは、「り、たねまき、生物せいぶつ多様性たようせい・エネルギーのおはなし作品さくひん発表会はっぴょうかい」です。参加者さんかしゃは5めいでした。


 講師こうし大阪市おおさかしエコボランティアの北川きたがわさんから、タデアイのたねかたたねまきの解説かいせついたあと研修室けんしゅうしつ自然しぜん体験たいけん観察園かんさつえんはたけかいました。

 

 

 はたけで、タデアイの上部じょうぶ種子しゅしのついている部分ぶぶんをハサミでりました。各自かくじあつめたものはふくろれておもさをはかりました。希望者きぼうしゃにはすこしずつたねをおかえりいただきました。

 たねったあとは、参加者さんかしゃ、スタッフ全員ぜんいんでタデアイを伐根ばっこんし、はたけくわたがやしました。そのあとうねてをし、うね中央ちゅうおう発酵はっこう油粕あぶらかすいてから、その両側りょうがわたねきました。最後さいごに、裁断さいだんした稲藁いなわらうねうえきました。やがて、わらしたからすでしょう。

 はたけでの作業さぎょうわり、研修室けんしゅうしつもどりました。 大阪市おおさかしエコボランティアの中谷なかたにさんから、タデアイのはたけ生息せいそくしていた昆虫こんちゅうとうものについて、プロジェクターで投影とうえいしながら解説かいせつしていただきました。本日ほんじつ発見はっけんしたものは8種類しゅるいでした。

 

 つぎに、大阪市おおさかしエコボランティアの高野たかのさんから、タデアイの歴史れきしのおはなし薬用やくよう植物しょくぶつとして栽培さいばいされていたことなどのおはなしがありました。

 そのあと大阪市おおさかしエコボランティアの桝元ますもとさんから、エネルギーと生物せいぶつ多様性たようせい観点かんてんから、ほん講座こうざ意義いぎについておはなしがありました。
 このあい講座こうざは、藍染あいぞめをたのしむものではなく、環境かんきょう学習がくしゅう講座こうざとして意義いぎがあること、今回こんかい体験たいけんとおして環境かんきょうについてかんがえることの大切たいせつさについておはなしされました。

 講義こうぎのあとは、参加者さんかしゃ作品さくひんを、各自かくじ紹介しょうかいしていただきました。テーブルのうえに、今回こんかいつくった参加者さんかしゃ作品さくひんならべて、みんなで鑑賞かんしょうしました。

 
あい講座こうざにご参加さんかいただいたみなさま、ありがとうございました。