イベントレポート 2022年11月26日 2022年11月26日 藍を育て、藍で染め、藍で環境を学ぶ連続講座2022第4回 11月(がつ)20日(にち)(日(にち))に「藍(あい)を育(そだ)て、藍(あい)で染(そ)め、藍(あい)で環境(かんきょう)を学(まな)ぶ連続(れんぞく)講座(こうざ)2022」の第(だい)4回(かい)を実施(じっし)しました。 今回(こんかい)のテーマは、「穂(ほ)刈(が)り、種(たね)まき、生物(せいぶつ)多様性(たようせい)・エネルギーのお話(はなし)、作品(さくひん)発表会(はっぴょうかい)」です。参加者(さんかしゃ)は5名(めい)でした。 講師(こうし)の大阪市(おおさかし)エコボランティアの北川(きたがわ)さんから、タデアイの種(たね)の採(と)り方(かた)と種(たね)まきの解説(かいせつ)を聞(き)いた後(あと)、研修室(けんしゅうしつ)を出(で)て自然(しぜん)体験(たいけん)観察園(かんさつえん)の畑(はたけ)に向(む)かいました。 畑(はたけ)で、タデアイの上部(じょうぶ)、種子(しゅし)のついている穂(ほ)の部分(ぶぶん)をハサミで刈(か)り取(と)りました。各自(かくじ)集(あつ)めたものは袋(ふくろ)に入(い)れて重(おも)さを量(はか)りました。希望者(きぼうしゃ)には少(すこ)しずつ種(たね)をお持(も)ち帰(かえ)りいただきました。 種(たね)を取(と)った後(あと)は、参加者(さんかしゃ)、スタッフ全員(ぜんいん)でタデアイを伐根(ばっこん)し、畑(はたけ)を鍬(くわ)で耕(たがや)しました。その後(あと)、畝(うね)立(た)てをし、畝(うね)の中央(ちゅうおう)に発酵(はっこう)油粕(あぶらかす)を置(お)いてから、その両側(りょうがわ)に種(たね)を蒔(ま)きました。最後(さいご)に、裁断(さいだん)した稲藁(いなわら)を畝(うね)の上(うえ)に置(お)きました。やがて、藁(わら)の下(した)から芽(め)を出(だ)すでしょう。 畑(はたけ)での作業(さぎょう)が終(お)わり、研修室(けんしゅうしつ)に戻(もど)りました。 大阪市(おおさかし)エコボランティアの中谷(なかたに)さんから、タデアイの畑(はたけ)に生息(せいそく)していた昆虫(こんちゅう)等(とう)の生(い)き物(もの)について、プロジェクターで投影(とうえい)しながら解説(かいせつ)していただきました。本日(ほんじつ)発見(はっけん)した生(い)き物(もの)は8種類(しゅるい)でした。 ヒゲジロハサミムシ カヤヒバリ幼虫(ようちゅう) 次(つぎ)に、大阪市(おおさかし)エコボランティアの高野(たかの)さんから、タデアイの歴史(れきし)のお話(はなし)、薬用(やくよう)植物(しょくぶつ)として栽培(さいばい)されていたことなどのお話(はなし)がありました。 その後(あと)、大阪市(おおさかし)エコボランティアの桝元(ますもと)さんから、エネルギーと生物(せいぶつ)多様性(たようせい)の観点(かんてん)から、本(ほん)講座(こうざ)の意義(いぎ)についてお話(はなし)がありました。 この藍(あい)講座(こうざ)は、藍染(あいぞ)めを楽(たの)しむものではなく、環境(かんきょう)学習(がくしゅう)講座(こうざ)として意義(いぎ)があること、今回(こんかい)の体験(たいけん)を通(とお)して環境(かんきょう)について考(かんが)えることの大切(たいせつ)さについてお話(はなし)されました。 講義(こうぎ)のあとは、参加者(さんかしゃ)の作品(さくひん)を、各自(かくじ)紹介(しょうかい)していただきました。テーブルの上(うえ)に、今回(こんかい)作(つく)った参加者(さんかしゃ)の作品(さくひん)を並(なら)べて、みんなで鑑賞(かんしょう)しました。 ※藍(あい)講座(こうざ)にご参加(さんか)いただいたみなさま、ありがとうございました。