イベントレポート
田んぼの四季2022~田んぼで学ぶSDGs~ ⑥
2022年度のお米作り連続講座の第6回は、11月6日(日)に「脱穀」「菰あみ」を行いました。参加者は、23名でした。
講師は、引き続き大阪市エコボランティアの 忍 喜博さん と 中谷 憲一さん です。
講師の忍さんより、本日の予定について説明がありました。
①脱穀機での脱穀体験をしていただく。
②籾摺りと精米工程をみていただく。
③菰あみと菰まきを体験いただく。
④研修室にもどり、生き物のお話を聞く。
稲架から稲を取り、脱穀機のところまで運びました。
うるち米から脱穀をして、次にもち米を脱穀しました。
グループに分かれて、籾摺りと菰あみを体験してもらいました。
玄米を精米器に入れて、お米の完成です。(左写真)
昔は、臼などで籾殻 をはずしたあと、風力を起こして穀物を 籾殻・ 玄米 ・塵などに選別するための農具 (唐箕)を使っていました。(右写真)
2人1組で菰あみ台の間に、わらを入れて、ひもで編んでいきます。
菰まきをすることによって、ゴマダラチョウの幼虫などが越冬することができます。
今回は、エノキ・クヌギ・サクラの木に巻きました。
来年2月12日の米講座⑦の時に菰を外して、虫の様子を見ましょう。
講師の中谷さんから、田んぼに生息していた生き物を紹介してもらいました。
下記の写真以外に、
ミナミアオカメムシ・ヒメナガカメムシ・アブラムシの仲間・ハラビロカマキリ・チャタテムシの仲間などが、発見できました。
次回は、令和5年2月12日(日)「菰外し」です。