イベントレポート
石鹸から考えようSDGs
令和4年9月23日(金・祝)に、大阪市立丸山小学校で「石鹸から考えようSDGs」講座を開催しました。大人15名・子ども16名の計31名の方にご参加いただきました。
講師は、三宅 恭子さん(畿央大学非常勤講師・野草コーディネーター・石鹸アーティスト)です。
今回は「固形石鹸」と「ペットボトル石鹸」の2種類を作ります。
最初に、今回の材料であるたくさんの「野草チンキ」の中から、自分が固形石鹸に混ぜたいものを選び、アレルギー反応が出ないかどうかパッチテストをしてから講座が始まりました。
※「野草チンキ」とは?
野草を洗って乾燥させた後、ホワイトリカーにつけてねかせたものです。野草にはそれぞれの種類によって、やけどや虫さされ、湿疹などのさまざまな効能があります。
まず初めに、講師から本日作る石鹸の材料である、自然由来の粉石鹸(シャボン玉スノール粉石鹸)について紹介がありました。
では、さっそく固形石鹸から作っていきましょう!
ビニル袋の中にシャボン玉スノール粉石鹸と、野草チンキを入れ手でよくこねます。
粉石鹸がまとまってきたら、ラップの上に置き、好きな形に整えます。
あとは、お家で3~4日間自然乾燥させれば出来上がりです。
皆さん本当に上手で、可愛い作品もたくさんありました。
次は、ペットボトル石鹸づくりに挑戦です。
今度は、皆さん同じのレモングラスのチンキを使って作りました。
まず、ペットボトルの中にシャボン玉スノール粉石鹸を入れ、次にレモングラスチンキを入れ、よく振って混ぜ合わせます。そのあとは泡がなくなるまで待ち、なくなったら60℃くらいのお湯を入れ、逆さまにして2~3日置いておけば、完成です。
今日作った石鹸は環境はもちろん肌にもやさしいので、洗濯や食器洗い、体や髪の毛など安心して使えるとお話しがありました。
[参加者のアンケートから]
・今使っている洗剤について、よく考えようと思いました。
・手作りできるものは、自分で作ってみたいです。
・できるところから洗剤を石鹸に変えようと思いました。使い切ったら、また友達と一緒に作ろうと思います。
・SDGsについて考えるよい機会になり、とても楽しかったです。
などの感想が聞かれました。
ご参加くださったみなさま、ありがとうございました。