イベントレポート
生ごみから土づくり~いのちのめぐり~第3回
令和4年9月24日(土)に、「生ごみから土づくり~いのちのめぐり~」の第3回目を開催しました。
7月から始まった3回連続講座も、今回で最終回となります。
講師は、大阪市エコボランティアの 小川 咲恵さんです。
そして、いつも皆さんのお手伝いをしてくださるエコボランティアの皆さんです。
まずはじめに、講師の小川さんより、前回の振り返りのお話がありました。
皆さんが真面目に取り組んでくださった2週間チェックシートの中で、先生が気になったことやアドバイスを話され、参考にしました。
次に、前回種まきをした「はつか大根」の成長を、写真を見ながら確認をしました。
順調に育っていたはつか大根が残念なことに鳥と虫に葉っぱを全部食べられてしまった、と先生が報告すると、参加者の皆さんから「エー!!」と驚きの声があがりました。
次に、皆さんがご家庭で作られたダンボールコンポストの土壌pH値(土壌酸度)を測定しました。数値が7.0程度を中性とし、それより大きい数値だとアルカリ性、小さい数値だと酸性となります。
参加者の皆さんの結果は、酸性が多かったです。
一般的な適正数値は6.5程度(弱酸性)で、植物にとっても生育に適している数値だと教えてもらいました。
次は、今回の講座の振り返りとしてクイズをしました。
ダンボールコンポストや菌ちゃんのことはもちろん、SDGsに関連した「食品ロス」や「ごみ」にまつわるクイズもたくさん出ました。
これまで学んできたことを、色んなクイズを解きながら、楽しく思い出すことができました。
次に、野菜や果物の種を使って「エコブローチ」作りをしました!講師を務めてくださったのは、大阪市エコボランティアの黒野 治美さんです。
普段なら捨ててしまう種が素敵なブローチに変身し、皆さんとても喜んでいました。
「物を捨てる前に他に使えないか」と考えたり「ごみの削減」について考えたりする、良い時間になりました。
今回で2022年度の「生ごみから土づくり~いのちのめぐり~」の講座は終了です。
生ごみを再利用し、土を作り、野菜を育て、食べる。
この講座では、生物多様性だけではなく、ごみの減量など家庭でできることもたくさん学べたと思います。
ご参加いただきましたみなさま、ありがとうございました。今後も、自分にできることを続けていってください。