イベントレポート
なにわのでんとうやさいをそだてよう!春編③
2022年7月24日(日)に「なにわのでんとうやさいをそだてよう!春編」の第3回目を実施しました。
参加者は5家族13名(うち、子どもは7名)でした。
講師は、大阪市エコボランティアの小川 咲恵さんです。
『なにわの伝統野菜のファンになってほしい!』という目標を掲げてはじまったこの講座も、いよいよ最終回です。
今回は、フードドライブのお話からはじまりました。
フードドライブとは、『誰かの過剰を誰かの不足に』という考えをベースにおいた食を通しての一つの社会貢献です。
皆さんが植え付け、育て、収穫した伝統野菜もフードドライブに寄付します。
なにわECOスクエアの2Fでも受け付けていますので、お家に賞味期限が切れていない未開封の食品があれば、ぜひご持参ください!詳しくは、なにわエコスタイルのホームページをご覧ください。
次に、映像を見ながら前回の振り返りをしました。
自分の映像が出た時は、皆さん嬉しそうでした。
その後「エシカル消費」について分かりやすく紙芝居で教えてもらいました。
畑へ行く前に、今日種まきをする金時人参の種を手でこすり合わせて毛をとります。毛がついたままだと発芽しないそうです。
とても小さなその種を、虫メガネを使ってじっくり観察しました。
次は、畑に出て種まきと収穫をしました。
畝に穴をあけ、金時人参の種をまき、その上に少しだけ土をかぶせました。人参は好光植物で、日の光を感知しないと発芽ができない、と教えてもらいました。
最後は、発芽するまで乾燥しないように、上からもみ殻をたっぷりかぶせました。
収穫できた勝間南瓜は、2個でした。まだ収穫できない小さな南瓜もたくさんできています。これから大きくなるのが楽しみです。
玉造黒門越瓜は葉っぱの茂みにたくさん隠れており、皆さん一生懸命探していました。大・小あわせて8本収穫できました。
1F研修室に戻り、参加者の方に1回目から3回目までの講座で感じたことや思ったことを発表してもらいました。
・「伝統野菜について知ったことを、他の人にも教えてあげたい。」
・「お家で育ててみたい。」などの言葉をもらいました。
最後に小川先生から、「この講座の初めには伝統野菜を知っている人はほとんどいませんでしたが、苗から植え付けをし、育っていく様子を見、収穫まですることができました。これはすごい体験です。この伝統野菜は学校の先生やお友達も食べたことがないかもしれないので、ぜひ皆さん自信をもって他の人に教え自慢してください!」と締めくくられました。
今回で「なにわのでんとうやさいをそだてよう!春編」は終了です。ご参加くださった参加者の皆さん、ありがとうございました。