イベントレポート
★7月鳥の日が、7月9日(土曜日)に行われました。
参加者は、大人16名でした。講師は、大阪市エコボランティアの平野さん・今西さん・林さんです。
暑いので、木陰をえらんで移動しながら鳥を観察することにしました。
まず、玄関前で双眼鏡のピントの合わせ方の説明を受けてから大池方面に出発しました。
花博記念ホールの軒下に束になった藁が落ちていました。スズメの巣の一部が落ちているのだろうと、いうことです。
スズメの卵は、人の小指の第一関節位の大きさだそうです。
大池では、アオサギ・コサギ・カワウがいました。目の前をアオサギが飛んで行きました。
カモは一羽しかいませんでした。怪我をしていたためなのか、飛び立つ力がなかったためなのか、もしくはこの場所が気に入ったためなのか、結局群れと一緒に渡らなかったのだろうということです。
アオサギは、岸で静止して目の前の餌をとるそうです。時々歩きながら餌をとっているものも見かけます。
耳を澄ますと自分たちの後ろ側、メタセコイヤの木からシジュウカラの鳴き声が聞こえてきます。
ジーーーーー と、ニイニイゼミ
シャシャシャシャ と、クマゼミも鳴いています。
メジロの囀りも聞こえてきました。
山のエリアに移動しながら鳥の寿命についてお話されました。長く生きると言われているツルの寿命は、約50年。鳥で寿命の長いのはインコだそうです。80才位まで生きるそうです。
山のエリアでは、ハシボソガラスが口を開いたまま木に止まっていました。暑さを逃がすために口を開けて体温調整しているのだそうです。
セミの抜け殻を見てオスかメスかを見分ける方法を教えてもらいました。
受講生から土鳩のからだの模様について質問がありました。土鳩はもともとからだの色は黒なのですが、交配を繰り返すうちにいろいろな模様が出てきたのだそうです。
自然体験観察園に戻ると、メジロが水浴びをして涼んでいる姿をみました。
なにわECOスクエア1階研修室に戻って鳥合わせをしました。今回は、13種類の野鳥を確認できました。
次の鳥の日は、10月15日(土曜日)10時からです。