イベントレポート
レンコン講座・夏「ハス田で生き物のふしぎをさがそう!」
夏のレンコン講座を6月26日(日曜日)に行いました。参加者は、12名(内:子ども5名)でした。
今回の講師は、大阪市エコボランティアの苗田 京子さん(ハス田担当)と湯浅 喬さん・白石 卓也さん(生き物担当)です。
講師の苗田さんからハス田の歴史についてのお話がありました。昔は鶴見区は海の底になっていたようで、ナガスクジラの化石が発見されています。北の淀川、南の大和川からの土砂により大阪平野ができあがってきました。
鶴見区あたりは、粘土質の湿地が多く、お米作りには適さず自生していた「ハス」を栽培していました。その後、岡山(備中レンコン)や石川(加賀レンコン)の苗を導入して、もっちりとしたレンコンが作られるようになり一大産地となりました。
次に、レンコンのでき方です。昨年のレンコンから浮葉が4月~5月頃に出てきます。
地下茎が伸びていくとともに、6月中旬ごろには大きなハスの葉や美しい花が咲きます。収穫時期は9月以降で、地面下40㎝ぐらい掘らないと出てこないので、大変な作業になります。
今がちょうどお花の見ごろとなりました。
ハス田で生き物探しをしました。
講師の白石さんと湯浅さんからハス田などに生息する生き物の話をしていただきました。色んな種類の生き物が見つかりました。
次回は、11月27日(日)「レンコン掘り・生き物探し」です。