イベントレポート
★3月草木の日が、3月26日(土)に行われました。
今回のテーマは「春の草花の見分け方」です。よく似た花の違いを観察しました。参加者は10名でした。
あいにくの雨模様で、傘をさしながらの観察になりました。
左の写真は、ホトケノザとヒメオドリコソウが一緒に生えています。同じシソ科の植物ですが、左や上の方の花がホトケノザです。下の方の花がヒメオドリコソウです。
写真の花は、カンサイタンポポです。総苞外片が反り返っていないのが特徴です。ここ自然体験観察園では、多くのカンサイタンポポが自生しています。外来種のセイヨウタンポポも見られます。セイヨウタンポポは、逆に総苞外片が反り返っています。
左の写真は、ミチタネツケバナで、畑の土手で見られます。右の写真は、タネツケバナで田んぼの土手で見られます。同じアブラナ科の植物です。
二種類のレンギョウを近くで発見しました。
左の写真は、チョウセンレンギョウで、めしべが短くガクが長いです。右の写真は、シナレンギョウで、めしべが長くガクが短いです。
観察の最後は、ハナノキです。雌雄異株です。左の写真が雄花で右の写真が雌花です。
なにわECOスクエアの1階研修室にもどり、クラフトを行いました。今月は、セイタカアワダチソウの茎とヨシの茎を材料にして壁飾り用のすだれを編む作業です。
次回の草木の日は、4月23日(土)です。ぜひ、ご参加ください。