イベントレポート
鶴見緑地はビオトープ~自然体験観察園を生き物いっぱいにするために~ 第5回
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3月6日(日曜日)に、ビオトープ講座の第5回目として、『自然体験観察園は「生き物たちのすみか」特別編』を実施しました。
大阪市エコボランティアの方々が取り組んでおられる、田んぼの湿地化作業の一環として“多様な生き物に配慮した維持管理”について考える講座です。参加者は、11名でした。
講師は、環境科学大阪株式会社の佐藤亮さんと、大阪市エコボランティアの中島一彦さんです。
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最初に、佐藤さんから「水田A湿地化プロジェクトの有効性」についてお話がありました。
「プラスチックを使ったシートでなく、天然鉱物のベントナイトを粘土のように直接使っていることは有効である。」と言っていただきました。
また、豊中の公園の例も示されました。
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左の写真は、豊中の公園で生息している生きものです。
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次に、中島さんから本日の作業の説明がありました。
まず、レーザー光の出る水準器を使って水面高を表示します。そして、その高さにそろえて粗朶を置き、麻ひもでつないでいきます。最後に、土で固定します。
2年間ほどベントナイト層を設置した状態で止まっていましたが、池底面部の覆土・転圧、池法面の粗朶固定等工程を経て、目標とする湿地の姿が見え始めました。
次回は、4月に維持管理作業として行う予定です。