鶴見緑地はビオトープ~自然体験観察園を生き物いっぱいにするために~ 第5回

 3がつにち日曜日にちようび)に、ビオトープ講座こうざだいかいとして、『自然しぜん体験たいけん観察かんさつえんは「ものたちのすみか」特別とくべつへん』を実施じっししました。

 大阪市おおさかしエコボランティアの方々かたがたんでおられる、んぼの湿地しっち作業さぎょう一環いっかんとして“多様たようもの配慮はいりょした維持いじ管理かんり”についてかんがえる講座こうざです。参加者さんかしゃは、11めいでした。

 講師こうしは、環境かんきょう科学かがく大阪おおさか株式かぶしき会社がいしゃ佐藤さとうりょうさんと、大阪市おおさかしエコボランティアの中島なかじま一彦かずひこさんです。

 最初さいしょに、佐藤さとうさんから「水田すいでんA湿地しっちプロジェクトの有効性ゆうこうせい」についておはなしがありました。

 「プラスチックを使つかったシートでなく、天然てんねん鉱物こうぶつのベントナイトを粘土ねんどのように直接ちょくせつ使つかっていることは有効ゆうこうである。」とっていただきました。

 また、豊中とよなか公園こうえんれいしめされました。

 ひだり写真しゃしんは、豊中とよなか公園こうえん生息せいそくしているきものです。

 つぎに、中島なかじまさんから本日ほんじつ作業さぎょう説明せつめいがありました。

 まず、レーザーれーざーこう水準器すいじゅんき使つかって水面すいめんだか表示ひょうじします。そして、そのたかさにそろえて粗朶そだき、あさひもでつないでいきます。最後さいごに、つち固定こていします。

 2ねんかんほどベントナイトそう設置せっちした状態じょうたいまっていましたが、池底いけぞこ面部めんぶ覆土ふくど転圧てんあついけ法面のりめん粗朶そだ固定こていなど工程こうていて、目標もくひょうとする湿地しっち姿すがたはじめました。

 次回じかいは、4がつ維持いじ管理かんり作業さぎょうとしておこな予定よていです。