生ごみから土づくり～いのちのめぐり～第2回

まずはじめに、
講師（こうし）の小川（おがわ）さんより、前回（ぜんかい）のおさらいがありました。

そのあと、各（かく）家庭（かてい）でのダンボールコンポストをつくる過程（かてい）を観察（かんさつ）日記（にっき）を使（つか）い発表（はっぴょう）してもらい、疑問点（ぎもんてん）や改良点（かいりょうてん）などを話（はな）し合（あ）いました。

・匂（にお）いはなく、虫（むし）もわかなかった
・野菜（やさい）中心（ちゅうしん）に朝（あさ）に入（い）れて、夜（よる）にかき混（ま）ぜていた
・2日（にち）目（め）は匂（にお）いがすごかったけど、その後（あと）はなくなった
・水（みず）かげんが難（むずか）しかった
・カビっぽい匂（にお）いがして失敗（しっぱい）したと思（おも）った
・キャベツの芯（しん）やぶどうの皮（かわ）は少（すこ）し残（のこ）っていた

など様々（さまざま）な感想（かんそう）がでました。

つぎに、自然（しぜん）体験（たいけん）観察（かんさつ）園（えん）で作（つく）った堆肥（たいひ）の状態（じょうたい）を確認（かくにん）しました。

本来（ほんらい）なら、9月（がつ）5日（にち）の講座（こうざ）で参加者（さんかしゃ）の皆（みな）さんに畑（はたけ）へ堆肥（たいひ）を入（い）れる作業（さぎょう）を体験（たいけん）していただく予定（よてい）でしたが、緊急事態（きんきゅうじたい）宣言（せんげん）が発令（はつれい）されたことで、スタッフが代（か）わりに畑（はたけ）に入（い）れたことを説明（せつめい）しました。

今回（こんかい）は、その畝（うね）を使（つか）ってジャガイモ(アンデス)の植（う）え付（つ）けを行（おこな）いました。

すでに芽（め）が出（で）ている｢種（たね）いも｣の芽（め）が上（うえ）に向（む）くように、植（う）えつけていきました。

つぎに、堆肥（たいひ）のプランターでの活用（かつよう）を実際（じっさい）に体験（たいけん）しました。

講師（こうし）の石川（いしかわ）さんよりプランター活用（かつよう）における注意点（ちゅういてん）などの説明（せつめい）がありました。

今回（こんかい）の講座（こうざ）では、なにわECOスクエアでプランターに使（つか）っていた土（つち）を1日（にち）天日（てんぴ）干（ぼ）しを行（おこな）い、大（おお）きな根（ね）っこなどを取（と）り除（のぞ）いたものと堆肥（たいひ）と混（ま）ぜ合（あ）わせてました。

プランターで使（つか）った土（つち）は捨（す）てずにそのまま再（さい）利用（りよう）できることを学（まな）びました。

つぎに、深（ふか）さ1cmほどの穴（あな）にラディッシュ(二十日大根（はつかだいこん）)の種（たね）を3粒（つぶ）ずつ入（い）れて、軽（かる）く土（つち）を被（かぶ）せました。

芽（め）が出（で）てきたら、元気（げんき）な芽（め）だけ残（のこ）してあとは間引（まび）きを行（おこな）います。

残（のこ）ったラディッシュの種（たね）は参加者（さんかしゃ）に配布（はいふ）しました。
家（いえ）で作（つく）った堆肥（たいひ）でも試（ため）してみて下（くだ）さい。

10月（がつ）9日（にち）現在（げんざい）のプランターの様子（ようす）です。

芽（め）がたくさん伸（の）びてきたので、そろそろ間引（まび）きを行（おこな）います。

※間引（まび）きしたものもサラダにして食（た）べることができます。