【レポート】みんなでつくる観察園講座(6月・湿地)

 6がつにち自然しぜん体験たいけん観察かんさつえん講座こうざ「みんなでつくる観察かんさつえん」を実施じっししました。ほん講座こうざんぼ、はたけ雑木林ぞうきばやし実生みしょうりん、ためいけ水路すいろ野草やそう広場ひろば毎月まいつきテーマをえて、まなびながら観察かんさつえん維持いじ管理かんり実践じっせんしていく講座こうざです。
 だいかいのテーマは“湿地しっち”です。

 講師こうしは、大阪おおさか市立しりつ環境かんきょう科学かがく研究けんきゅうセンターの桝元ますもとさんとあきでんさん、そして、大阪市おおさかしエコボランティアの中谷なかやさんです。

 自然しぜん体験たいけん観察かんさつえんは、全体ぜんたいがビオトープです。ビオトープとは、自然しぜんであるか人工じんこうであるかをわず、生物せいぶつ生息せいそく場所ばしょ意味いみするドイツどいつです。
 その自然しぜん体験たいけん観察かんさつえんものでいっぱいにするには、なにをすればいいのか、どうしていけばいいのかについてまなびながら、実地じっち研修けんしゅうをしていきます。

 現在げんざい造成ぞうせいちゅう湿地しっちきました。今後こんご作業さぎょうとしては、いり排水はいすい設備せつびととのえ、つちれ、池端いけはた整備せいびし、さく設置せっちして完成かんせいさせます。

 つぎに、んぼBにくと、クワイクビレアブラムシがいました。幼虫ようちゅうは1mm。成虫せいちゅうは2mmというちいささです。
 アブラムシが甘露かんろをトビイロケアリがもらいにやってくるそうです。

 なにわECOスクエアにもどり、かえりをおこないました。
 ヒメテントウムシのなかまの幼虫ようちゅうです。しろいワックスでおおわれているので、うえからるとカイガラムシのようですが、写真しゃしんのようにひっくりかえすとあしえます。この幼虫ようちゅうで3mmぐらいです。アブラムシたちにとっては天敵てんてきです。

 次回じかいは、7がつ4にち(土)です。テーマは“雑木林ぞうきばやし実生みしょうりん”です。