【レポート】リサイクル工作教室「はねが動く昆虫をつくろう」＠西成区民センター

　3月（がつ）26日（にち）（金）（きん）に、で西成（にしなり）区民（くみん）センターで「はねが動（うご）く昆虫（こんちゅう）をつくろう！」の講座（こうざ）を開催（かいさい）しました。講師（こうし）は、NHKラジオ「子（こ）ども科学（かがく）電話（でんわ）相談（そうだん）」でもおなじみの、箕面市（みのおし）にある昆虫（こんちゅう）科学（かがく）教育（きょういく）館（かん）　館長（かんちょう）の久留飛（くるび）克明（かつあき）先生（せんせい）です。

　まず、本（ほん）講座（こうざ）の共催者（きょうさいしゃ）である環境（かんきょう）局（きょく）南部（なんぶ）環境（かんきょう）事業（じぎょう）センターより、ごみの処理（しょり）の仕方（しかた）や、ごみの分別（ふんべつ）やリサイクルの大切（たいせつ）さについてお話（はなし）があり、その後（あと）、大阪市（おおさかし）のごみ収集車（しゅうしゅうしゃ）（パッカー（ぱっかー）車（しゃ））のＤＶＤを視聴（しちょう）しました。ごみ収集車（しゅうしゅうしゃ）には３種類（しゅるい）あること、収集（しゅうしゅう）するごみの種類（しゅるい）によって流（なが）れる音楽（おんがく）が違（ちが）うことなど、クイズを交（まじ）えながら楽（たの）しく視聴（しちょう）しました。　

　南部（なんぶ）環境（かんきょう）事業（じぎょう）センターのお話（はなし）の後（あと）、久留飛（くるび）先生（せんせい）のお話（はなし）が始（はじ）まりました。
　今日（きょう）ここへ来（く）る途中（とちゅう）に見（み）かけたという、モンシロチョウのお話（はなし）から、「モンシロチョウのオスとメスはどう区別（くべつ）するのか？」と問題（もんだい）が出（だされました。「においでわかる」と子（こ）ども達（たち）から声（こえ）が上（あ）がりましたが、正解（せいかい）は、人間（にんげん）から見（み）れば、同（おな）じ白（しろ）い蝶（ちょう）ですが、モンシロチョウどうしでは、人間（にんげん）には識別（しきべつ）できない紫外線（しがいせん）が見（み）えるため、オスは黒（くろ）い蝶（ちょう）に見（み）え、メスは白（しろ）い蝶（ちょう）に見（み）えるとのことでした。モンシロチョウの不思議（ふしぎ）なお話（はなし）に、子（こ）どもも大人（おとな）も驚（おどろ）いていました。
　また、昆虫（こんちゅう）や鳥（とり）、コウモリなどの羽（はね）のある生（い）き物（もの）についての楽（たの）しいお話（はなし）もしていただきました。

　お話（はなし）のあとは、いよいよ工作（こうさく）です。ちょうちょ、コウモリ、鳥（とり）、翼（つばさ）がある恐竜（きょうりゅう）プテラノドンの他（ほか）に、少（すこ）し難（むずか）しいクマバチ、マルカメムシの６種類（しゅるい）の型紙（かたがみ）から好（す）きなものを選（えら）んでもらいました。
　型（かた）に沿（そ）ってはさみで切（き）り、のりで固定（こてい）します。あとは、自分（じぶん）の好（す）きな色（いろ）を塗（ぬ）って、ストローで羽（はね）が動（うご）くようにホッチキスで留（と）めて完成（かんせい）です。子（こ）どもたちは、何個（なんこ）も作（つく）って羽（はね）をパタパタさせて喜（よろこ）んでいました。工作（こうさく）をすることで、羽（はね）が動（うご）く仕組（しく）みも学（まな）びました。

　会場（かいじょう）には昆虫（こんちゅう）の本（ほん）をたくさん展示（てんじ）していましたので、講座（こうざ）の帰（かえ）りに借（か）りて帰（かえ）った子（こ）どももいました。講座（こうざ）を通（とお）して子（こ）どもたちが昆虫（こんちゅう）や生（い）き物（もの）に興味（きょうみ）を持（も）ち、大変（たいへん）学（まな）びのある講座（こうざ）となりました。