<イベントレポート>カマキリ博士と鶴見緑地の昆虫を観察しよう!

2023年7月17日(月・祝)に、なにわECOスクエアと自然体験観察園で、「カマキリ博士と鶴見緑地の昆虫を観察しよう!」を開催しました。
講師は、カマキリ博士こと渡部宏さん(昆虫科学研究センターISRC代表)です。
鶴見緑地パークセンターへの事前申し込みを行い、抽選で選ばれた20組48名が参加されました。

最初は、研修室での話です。カマキリ博士が、クイズ形式で各机を回り、昆虫の生態等について、参加者の方に問いかけていき、クイズに正解すれば、カマキリ博士から特製のカードがもらえます。
みんな、特製カードをもらって大喜びです。
楽しみながら、カマキリだけでなく、いろいろな昆虫の生態について学ぶことができました。

また、子どもたちだけ、前に集めて、動画を使っての説明もあり、赤・黒・黄色は、危ない生き物(オオスズメバチ、ムカデ)の色という話も聞いてから、野外活動にでました。

野外活動では、カマキリ先生と一緒に、自然体験観察園の野草広場を中心に虫さがしを行いました。
大阪市の最高気温が35℃を超える暑い日でしたので、外での活動は長くできませんでしたが、色々な昆虫を見つけることができました。
何とカマキリは、オオカマキリ、チョウセンカマキリ、ハラビロカマキリの3種類のカマキリを見つけることができました。

最後は、研修室に戻り、食物連鎖の話を聞きました。
嫌われているゴキブリがいなくなるとどうなるのかなどを話してもらいました。
どんな生き物にも、それぞれ役割がありバランスが崩れたら、大きな変化をもたらし、絶滅してします生き物もあるという話をききました。
単なる虫の観察会ではなく、昆虫を通じて生き物全体の繫がりの重要性を学べるものになりました。
最後は、皆で、カマキリのポーズで記念撮影をし、観察会を終了しました。