<出前授業> ARタブレットを活用した体験型環境学習

大阪市環境局では、令和5年度から、AR/VR技術等を使った地球温暖化による気候変動や生物多様性が失われた世界を体験することができる環境学習の出前授業を行っています。

出前授業の内容

「地球のいのち、つないでいこう。生物多様性」、「地球温暖化と気候変動」と言うタイトルで、AR(拡張現実)やVR(仮想現実)技術を活用たタブレットを使って、地球温暖化が引き起こす気候変動や生物多様性の恵みとそれを損失した自然環境を体験します。

出前授業のねらい

タブレットの体験の中で、AR/VR技術による映像やクイズなどにより地球温暖化や生物多様性への理解を深め、児童が持続可能な社会の創り手となることができるよう、身近な社会的課題を自分との関係において考え、その解決に向けて取り組もうとする意欲や態度を育てることをねらいとします。

対象学年

小学校3年生~中学校3年生

所要時間

小学校45分 中学校50分

テーマ

「地球温暖化と気候変動」と「地球のいのち、つないでいこう。生物多様性」のいずれかをお選びいただけます。

出前授業依頼方法

出前授業をご希望の学校の担当者の方は、「出前授業依頼書」を記入のうえ、問合せ先(ja0081@city.osaka.lg.jp)までご送付ください。
日時等のご要望を具体的にヒアリングさせていただきます。

 出前授業依頼書 Word PDF

出前授業の留意点

実施時には、会場(教室等)の確保をお願いします。
タブレットをもって歩くことが可能な広めなスペースの確保が必要です。
内容のアレンジや所要時間など、お気軽にご相談ください。

昨年度の実績

小学校 12校 43回

授業終了後のアンケート(回答数の割合)

・講師の話
  よくわかった 68%、わかった 27%
・温暖化の進行を止めたい。生き物を守るために何かしたい。
  思った 69%、少し思った 26%
・生活で気をつけること
  ごみを持ち帰る 70%
  ごみをふやさない 70%  
  電気をこまめに消す。ごみの分別 65%
  学習したことを伝える 48%

主なコメント

・授業の中で、良かったところや、分からなかったところ

生物が人間によってよごされたかんきょうで生きていることが苦しいということがよくわかった。
生き物のおかげで人間たちはいきれるんだなと思いました。
問題となっているかんきょうをVRのような空間で見れてとても分かりやすかったですし、問題の答えと 合わせて説明もあって学びが多かった。
植物や生物の大切さや、人間は、生物がぜつめつしないようにどうしたらいいのかくわしくおしえても らった。
自分が「なんで」と思っていたところを教えてくれて良かった。
ARでリアルにわかっ て、大変なんだということがわかった。 未来でこんなことが起きてしまうから、少しでも大変な事が起きないようにしようと タブレットでのARで、自分が回るだけで、今からこのままだと、木がなくなったり 氷がなくなったりしてしまうと、すぐに分かり、とても良かった。

・生き物の絶滅の進行をくい止めるため、自分ができることの宣言

日本は、SDGsの中でも「海やりくの豊かさを守ろう」があまり達成できていないから、一人一人の力 ごみをふやさないことで、虫たちがいきれて、人間も生きれる。
虫をころしたりしない。プラスチックゴミを海に捨てない。しぜんはかいは人間の地球温暖化によっておきている。できるだけものを大事にしたり、3R。海、川、ごみすてばじゃないところに、ごみを 海にごみをすてない。
ゴミは持ち帰って、そのゴミは種類べつに分けて、リサイクルで きるものだったら、リサイクルをする。
キャンプに行って、ごみがでたら、海などにすてずにもちかえる。
ごみをすてるとき は、しゅるいごとに分けてすてる。
公園のごみを持ち帰るなどの事を一つ一つつみ重ねて生物の絶めつをくい止めるのに ちょっとでもこうけんできたらいいなと思う。

・地球温暖化をくい止めるため、自分ができることの宣言

ポイ捨てをしないように公園などにふくろをもっていって、家にもってかえったりする。
電気をこまめに消す。リユース、リデュース、リサイク ルをする。
ごみを出したりしたらにさんかたんそがでてくるから、ごみとかもすぐすてずに、物を大切に使 うようにする
テレビを見過ぎない
ゴミをだしすぎない ごみをふやさないようにかぞくにつたえてごみをふやさないようにする
こまめに電気や水を止めたり、出かける時はできるだけ、自転車や歩きたいと思う。
シャワーをできるだけ止めることを意識する。マイカーを使わずに電車とかを使う。
買い物の時は、ゴミが出ないようにエコバッグを使う。みんながいない時はでんきを消す。

問合せ先

大阪市環境局環境施策課(TEL:06-6630-3491/FAX:06‐6630‐3580)