【レポート】鶴見緑地でレンコン掘り

 11がつ22にち(日)にちに「鶴見緑地つるみりょくちでレンコンり」を実施じっししました。講師こうしは、大阪市おおさかしエコボランティアの西田にしだ直司なおしさんと苗田なえだ京子きょうこさんです。

 まず、講師こうしなえさんから、自然しぜん体験たいけん観察かんさつえん蓮田はすだについておはなしがありました。
 鶴見区つるみく茨田ばらた地域ちいきには、たくさんの蓮田はすだがありました。茨田ばらたレンコンと名付なづけられるほどでした。いまでは、この地域ちいき蓮田はすだはほとんどられませんが、自然しぜん体験たいけん観察かんさつえんにある蓮田はすだは、その茨田ばらたレンコンのながれをくむものです。

 今年ことしは、たくさんのハスのはなきましたが、そのあとれがあり、レンコンの成熟せいじゅく危機感ききかんっていました。さて、収穫しゅうかく影響えいきょうがあったでしょうか。

 蓮田はすだは、ハスのためだけにあるのではありません。カエルやトンボにとってもきていくうえでの大切たいせつ環境かんきょうになっています。ハスのおおきな自分じぶんたちよりおおきなものからまもってくれています。

 つぎに、西田にしださんからレンコンがどのように地中ちちゅうにできるのかについておはなしがありました。「地中ちちゅうふかさ30~40cmぐらいのところにできるので、まずつちげることが必要ひつようなので、とても大変たいへん作業さぎょうです。」と、レンコンの農家のうか苦労くろうについてかたられました。西田にしださんは、現役げんえきのレンコン農家のうかさんです。

  ハスのはなびらがちると、ハチはちのようなたねまった花托かたく(かたく)がてきます。
 たねのぞいてできたあなに、このみの千代紙ちよがみめていくと素敵すてき作品さくひん出来上できあがります。花托かたくのクラフトをおこないました。

 自然しぜん体験たいけん観察かんさつえん蓮田はすだにでかけ、いよいよレンコンりです。
 つちげるにはちからがいります。ひざをついてかえかえすすめなければいけません。

 レンコンの姿すがたつけると、ちいさなスコップで丁寧ていねいまわりのつちのぞきます。
 つながったままのレンコンもることができました。

 当初とうしょは、収穫しゅうかく心配しんぱいしていましたが、そこそこの収穫しゅうかくりょうでした。
 参加者さんかしゃアンケートから一部いちぶ紹介しょうかいします。
「レンコンの収穫しゅうかくがこんなに大変たいへんだとはおもいませんでした。」
普段ふだんよくべるレンコンが、どんなふうにつちなかにあるのかをることができ、大変たいへんさがよくわかりました。」
力仕事ちからしごともあったけど、レンコンがれたらうれしくなりました。」