＜レポート＞ビオトープリーダー養成講座・中級編　第６回

　ビオトープリーダー養成（ようせい）講座（こうざ）・中級（ちゅうきゅう）編（へん）の第（だい）６回（かい）を実施（じっし）しました。参加者（さんかしゃ）は、１１名（な）でした。今回（こんかい）のテーマは「昆虫（こんちゅう）たちのすみかと往来（おうらい）」です。講師（こうし）は、大阪市（おおさかし）エコボランティアの中谷（なかや）憲一（けんいち）さんです。

　最初（さいしょ）に、中谷（なかや）さんが自然（しぜん）体験（たいけん）観察（かんさつ）園（えん）で撮（つまみ）ってこられた昆虫（こんちゅう）たちの写真（しゃしん）をみせてもらいました。

　講義（こうぎ）のあと、自然（しぜん）体験（たいけん）観察（かんさつ）園（えん）にでかけて、生（なま）き物（もの）の観察（かんさつ）を行（ぎょう）いました。

　水田（すいでん）Ａの西側（にしがわ）にあるエノキの木（き）に巻（まき）いたこもの中（なか）で越冬（えっとう）する生（なま）き物（もの）をみつけます。11月（つき）の米（べい）講座（こうざ）で作（さく）って木（き）に巻（まき）き付（つき）けたこもを一度（いちど）外（そと）し、生（なま）き物（もの）がいないか観察（かんさつ）しました。

　ウメの木（き）につくタマカタカイガラムシを見（み）つけました。

　1階（かい）研修（けんしゅう）室（しつ）にもどり、ワークショップを行（ぎょう）いました。いつ・どこに・なにがの「生（なま）き物（もの）ファーストのカレンダーづくり」です。熱心（ねっしん）に意見（いけん）交換（こうかん）を行（ぎょう）いました。

　最後（さいご）に書（しょ）いていただいた参加者（さんかしゃ）アンケートでは、「人間（にんげん）の都合（つごう）であれこれするのでなく、多種（たしゅ）の生物（せいぶつ）がつながりあって生（なま）きている様子（ようす）をみていきたい。」「人間的（にんげんてき）な発想（はっそう）でなくて、生物（せいぶつ）たちからの視点（してん）を大切（たいせつ）にしたい。」「このビオトープを自然（しぜん）観察（かんさつ）のできる場所（ばしょ）として残（ざん）していってほしい。そのために、できる限（きり）り協力（きょうりょく）したい。」という意見（いけん）がありました。