★２月草木の日が、２月８日（土）に行われました。

　２月（がつ）８日（にち）（土）（ど）は、草木（くさき）の日（ひ）です。なにわECOスクエア玄関（げんかん）前（まえ）は、朝（あさ）の冷（ひ）え込（こ）みが薄（うす）れ風（ふう）もなく暖（あたた）かい日差（ひざ）しがさしています。参加者（さんかしゃ）は、大人（おとな）１３名（めい）・子（こ）ども１名（めい）です。

　最初（さいしょ）に、タンポポが花（はな）を咲（さ）かせているのを見（み）つけました。花弁（かべん）の下（した）のガクを見（み）れば、種類（しゅるい）が見分（みわ）けられます。ガクが反（そ）り返（かえ）っているのが、セイヨウタンポポです。反（そ）り返（かえ）っていないのが、カンサイタンポポです。ガクが反（そ）り返（かえ）っているので、この花（はな）はセイヨウタンポポだと説明（せつめい）がありました。

　畑（はたけ）では、キュウリグサを見（み）つけました。タンポポの葉（は）のように、冬（ふゆ）の間（あいだ）は、地面（じめん）にへばりつくように葉（は）を広（ひろ）げています。この形（かたち）を、「ロゼット」といいます。ウラジロチチコグサやオオバコの葉（は）もそうです。

　畑（はたけ）や蓮（はす）池（いけ）の周（まわ）りでは、しっかりと緑（みどり）の葉（は）を伸（の）ばす植物（しょくぶつ）を見（み）つけました。これが秋（あき）に咲（さ）くヒガンバナだという説明（せつめい）を聞（き）き、みんなから驚（おどろ）きの声（こえ）が上（あ）がりました。

　田（た）んぼBのそばでは、寒（さむ）い中（なか）でも健気（けなげ）に花（はな）を咲（さ）かしているノミノフスマ（写真（しゃしん）右（みぎ））を見（み）つけました。そのほか、ノゲシ、ヒメオドリコソウ、ホトケノザなども観察（かんさつ）でき、春（はる）が近（ちか）いことを実感（じっかん）することができました。

　次（つぎ）は、「葉（は）痕（こん）ストラップづくり」です。ガイドさんに用意（ようい）してもらったセンダン、クズ、クサギ、ニワウルシ、コナラなどの葉（は）痕（こん）の残（のこ）った小枝（こえだ）に、ヒートン（ねじくぎ）をつけそれに紐（ひも）を通（とお）します。ドウダンツツジの冬芽（とうが）などを貼（は）り付（つ）けて、顔（かお）に模（も）したストラップに仕上（しあ）げます。簡単（かんたん）でかわいいので、「孫（まご）にプレゼントする」と言（い）っていくつも作（つく）られる方（ほう）がありました。

　3月（がつ）・4月（がつ）・5月（がつ）の草木（くさき）の日（ひ）は、新型（しんがた）コロナウィルスの感染症（かんせんしょう）防止（ぼうし）の対応（たいおう）で中止（ちゅうし）となりました。次回（じかい）の草木（くさき）の日（ひ）は、６月（がつ）２７日（にち）（土）（ど）を予定（よてい）しています。開催（かいさい）できるかどうかは、本（ほん）サイトでお知（し）らせします。