<イベントレポート>図書館deECO ふろしきバッグでエコライフ!
3月20日(日曜日)、浪速図書館と大阪市環境局共催のイベントが浪速図書館で行われました。
家に眠っている「ふろしき」を使って、エコバッグやリュックなどの結び方を学びます。
おしゃれな使い方だけでなく、防災グッズとしても役立つ「ふろしき」をエコライフに活用しましょう。

講師は大阪市エコボランティアの長谷川勝美さんです。
まずは基本の「真結び(まむすび)」のしかたについて教えていただきました。
固く結んでも、あら不思議!一瞬ではずれます。
真結びをマスターした後、一つ結びを使ったエコバッグや、図書館での開催なので、本を数冊包んで持つバッグの作り方を教えてもらいました。


ふろしきは、災害時に持ち出す袋に入れておくと、さまざまな用途で役に立つことも教えてもらいました。
頭や体を守りたい時、寒い時や暑い時、避難所などで着替える時、物を運ぶ時など、あらゆる場面で活躍します。
2枚の大きめのふろしきを使って、かなり収納力のあるリュックサックの作り方も教えていただきました。
皆さん上手に結んで、お互いに見せ合っておられました。


他に、ペットボトル入れや、大きなミカンなどを一つ包む結び方など、可愛い仕上がりになる方法を見せていただきました。
「ふろしき」とは風呂に敷いていたことから始まった言葉で、昔は家紋入りのふろしきに包んで、個人のものを識別していたとか。「ふろしき」の歴史についてもお話していただきました。
また、図書館にある「ふろしき」関連の本や絵本をたくさん紹介していただき、終了後、参加者の方々も借りて帰っておられました。


