<イベントレポート>2024年度 鶴見緑地の鳥さがし講座 第3回目

令和7年1月25日(土)に「鶴見緑地の鳥さがし講座」の第3回を実施しました。
講師は、前回に引き続き、大阪市エコボランティアの平野 友昭さんです。
鳥さがし講座は鶴見緑地公園で生息する鳥、飛来して来る鳥など、季節を変えて観察する講座です。
今回は、晴天のお天気のもと、自然体験観察園から大池、花の谷をまわり、なにわECOスクエアに戻るルートで観察しました。

最初に講師の平野さんより観察のルートや観察できる鳥などについてのお話がありました。
双眼鏡の焦点を合わせてから。まずは自然体験観察園へ出発です。

自然体験観察園は、現在公園事務所が一般の方の入場を禁止していることもあり、木々にも地上にも多くの野鳥がいました。
ハシボソカラスやハシブトカラスたちの定番の鳴き声を聴きながら、自然体験観察公園内の野鳥を観察を終え、大池へと移動しました。

大池ではドバト・アオサギ・コサギや5種類のカモを観察することができました。
その中でも陸に上がってくることがめずらしい「キンクロハジロ」の珍しい足の水かきを観察することができました。

続いて、花の谷へ移動しました。
花の谷でも、野鳥などを観察しながら歩きます。
「クロガネモチ」は、赤い実がついていても、あまり美味しくないため、他の食糧がなくなるまでは、野鳥たちも食べないそうです。
今は、まだ赤く実ったままなので、野鳥たちも食糧には困っていないようです。

予定ルートの観察を終えて、「なにわECOエコスクエア」研修室へと戻り、種数を確認しました。
本日観察できた野鳥は22種類でした。
最後に、平野さんから、本日の「まとめ」の話を聞いて終了しました。次回は、3月22日(土)の開催です。