<イベントレポート>鶴見区環境学習講座2024 たまねぎ染めのエコバッグと循環型社会のお話

1月8日(水曜日)、鶴見区民センター調理実習室で、鶴見区環境学習講座2024の第2回目が行われました。
大阪環境カウンセラー協会の谷さんに環境のお話をしていただき、泉さんには実際に作る工程の説明をしていただきました。
他2人のスタッフも実技面でフォローして、16名の参加者のエコバッグをきれいに染めることができました。

鶴見区役所の方、講師の谷さんの挨拶に続き、まずは、泉さんからたまねぎ染めの仕方について説明していただきました。
エコバッグは綿100%のもので、事前に洗濯して糊を落としたものを用意しています。
生成りのエコバッグにボタンや輪ゴムを使って、絞り染めの準備をします。
その配置や絞り方の大きさで個性が出るので、皆さん真剣に取り組まれていました。

たまねぎの皮から抽出した液は、事前に湯せんして温めたものを使います。
ペットボトルを利用した容器にエコバッグを入れて、液が全体に回るようにかき混ぜます。
しばらく浸けたまま置くので、その間に谷さんから循環型社会のお話を伺いました。
スライドを使って、プラスチック問題を中心としたお話をわかりやすくしていただきました。
これからの地球環境はシビアなものであると実感して、小さなことからでも始めなければと、皆さん熱心に聴講されていました。


講義が終わった頃、ペットボトルから出して水洗いしたエコバッグが皆さんに渡されました。
タオルで水気を切って、家に持ち帰ってアイロンで仕上げてもらいます。
きれいな黄色の、それぞれ個性的で素敵なエコバッグができあがりました。