【レポート】お米作り連続講座 第３回「水の中の生き物調べ」

　 講師（こうし）は、大阪市（おおさかし）エコボランティアの忍（にん）　喜博（よしひろ）さんです。 今日（きょう）は、稲（いね）の成長（せいちょう）と田（た）んぼの中（なか）にどんな生（い）き物（もの）がいるのかを調（しら）べます。目（め）に見（み）えない水生（すいせい）生物（せいぶつ）の調（しら）べ方（かた）も学（まな）びます。

　田植（たう）えをした時（とき）からの稲（いね）の成長（せいちょう）記録（きろく）です。3週間（しゅうかん）でおよそ2.5倍（ばい）の背丈（せたけ）の伸（の）びが見（み）られます。

　初（はじ）めに、田（た）んぼの水（みず）のすくいかたの説明（せつめい）がありました。
「これは、プランクトンネットと言（い）って、目（め）に見（み）えない水生（すいせい）生物（せいぶつ）を集（あつ）める用具（ようぐ）です。みなさんには、ペットボトルで作（つく）った小型（こがた）の用具（ようぐ）を使（つか）ってもらいますが、しくみは一緒（いっしょ）です。水（みず）を何度（なんど）も濾（こ）して、ネットに生物（せいぶつ）をたくさん集（あつ）めます。そのネットを少量（しょうりょう）の水（みず）で容器（ようき）の中（なか）で洗（あら）うと、たくさんの生物（せいぶつ）を集（あつ）めることができます。」

　準備（じゅんび）を整（ととの）えて、自然（しぜん）体験（たいけん）観察（かんさつ）園（えん）の田（た）んぼに出（で）かけました。
　稲（いね）の成長（せいちょう）調（しら）べです。竹（たけ）で作（つく）った棒（ぼう）をさして調（しら）べます。棒（ぼう）には、これまで調（しら）べた丈（たけ）が記（しる）されています。前回（ぜんかい）から4週間（しゅうかん）後（ご）の成長（せいちょう）度合（どあ）いを知（し）ることができます。

　田（た）んぼBの古代（こだい）米（まい）（紫黒米（しこくまい））は、もう穂（ほ）が出（で）始（はじ）めています。

　株（かぶ）の数（かず）を一生懸命（いっしょうけんめい）数（かぞ）えます。

　田（た）んぼの水（みず）を網（あみ）ですくったらオタマジャクシやカエルを見（み）つけました。

　なにわECOスクエア１階（かい）研修（けんしゅう）室（しつ）にもどり、目（め）に見（み）えない水生（すいせい）生物（せいぶつ）を顕微鏡（けんびきょう）を使（つか）って観察（かんさつ）します。
　自分（じぶん）の目（め）に近（ちか）いところのレンズが接眼（せつがん）レンズ（れんず）、これが10倍（ばい）です。見（み）るものに近（ちか）いところのレンズが対物（たいぶつ）レンズ（れんず）、これが5倍（ばい）・10倍（ばい）・30倍（ばい）です。
　ライトは、部屋（へや）の光量（こうりょう）が足（た）りないときに使（つか）います。