未来のための環境塾 セミナー①
8月23日から25日に渡って3日間、大阪大学中之島センター5階にある「いのち共感ひろば」で、未来のための環境塾が開催されました。
この環境塾は大阪市環境局と、いのち会議の共同主催で、8月に本セミナー、9月にツール制作ミーティング、10月に啓発企画の実践、1月にシンポジウムと、スケジュールに沿って学び、気づき、実践することができます。
大学生、大学院生を中心に、高校生、専門学校生や社会人の方など、たくさんの若い方々に参加していただきました。
初日はまず、大阪市環境局からの挨拶に続き、いのち会議について、「いのち会議」事業実行委員会副委員長である大阪大学社会ソリューションイニシアティブ長の堂目卓生氏から、オンラインでお話していただきました。
会場では、北海道大学サステイナビリティ推進機構教授である加藤悟氏による「SDGsとWell-being」と題した講演と、SDGサポーターズ代表の杉田博幸氏による「ボードゲームで考えるサステイナビリティ」と題した講演とボードゲーム体験が午前の部として実施されました。
加藤先生は北海道の紹介を交えて、SDGsの意味や、そこにいたる経緯、プラネタリーバウンダリー、プラネタリーヘルスなど、若い人たちにわかりやすくお話してくださいました。
杉田先生の説明を受けて、京阪神版SDGsボードゲーム体験では、5テーブルに分かれたグループが、どのグループもとても盛り上がっていました。
昼休憩の後はグループに分かれて、啓発企画ワークショップです。
最初に、日本最大のトレーメーカー 株式会社エフピコから、「エフピコモデルの自然循環型リサイクル~トレーtoトレー&ボトルto透明容器~」という内容で、企業の活動事例を紹介していただきました。
その後、環境塾全体スケジュールの説明と、今日のプログラムについての気づき・感想や、自身が取り組んでいること、この環境塾で実現したい啓発活動のテーマや内容などについて、グループごとに話し合いました。
5人のファシリテーターを中心に、それぞれのグループで活発な意見交換が行われました。グループごとの発表の後、ファシリテーターや講師等からの感想やアドバイスが述べられ、明日以降のグループ分けと、今日を振り返ってのアンケートを記入して、全プログラムが終了しました。