<イベントレポート>生ごみから土づくり(ダンボールのコンポストづくり)②

9月8日(日曜日)に、土づくり講座の第2回目を行いました。
今回がこの講座の最終回になります。
講師は前回に続き、大阪市エコボランティアの小川咲恵さんと石川由紀子さんです。

まず、研修室で前回の振り返りと本日のスケジュールを、小川さんからお聞きします。
同時並行で、他のスタッフは参加者が持参された堆肥を容器に入れ、それぞれのPHを計測して、ホワイトボードに記入します。
8月4日(第1回目)の講座で作って、それぞれ自宅に持ち帰ったダンボールコンポストの観察記録も発表しあって、情報を共有しました。
PHの値も、みなさんの堆肥はどれも弱酸性の数値で、においも正常で、とてもよい堆肥になっていました。
生ごみの種類によっては、発酵が進みにくいものがあったり、観察記録中に困ったことや疑問に思ったことを互いに発表しました。

小川さん、石川さんから、これからも各家庭で土づくりを続けていくために、ダンボールコンポストの管理と土の保存方法や、作った土の使い方の説明をしていただきました。
ダンボールコンポストの秋冬の管理方法や堆肥の保管方法なども、しっかりと教えてもらいました。

次に、皆さんで外に出ます。
自然体験観察園の畑の一角にも、落ち葉や雑草などを集めて置いたコンポストがあるので、畑の見学と共にどういう風になっているのかを確認しました。
農事小屋に移動して、実際に古い土と堆肥を混ぜて、プランターに秋ヒマワリの種をまく体験をしました。
参加者の皆さんが各家庭で作った堆肥ももちろん混ぜ込みます。
きっと秋が深まる頃に、きれいな花を咲かせることでしょう。

研修室に戻って、大阪市エコボランティアの加藤元樹さん、加藤薫さんが1回目の講座でも登場していた「菌ちゃん」にまつわるクイズをしてくださいました。
今日のおさらいとなる内容のクイズで、皆さんしっかり講義の内容を理解されていたので、大正解でした。
和やかな雰囲気で、2回にわたる土づくりの講座が終了しました。