＜レポート＞なにわのでんとうやさいをそだてよう！　第４回

　前回（ぜんかい）、 野菜（やさい）くずに「ボカシ」という有用（ゆうよう）微生物（びせいぶつ）群（ぐん）（通称（つうしょう）EM菌（きん））を混（ま）ぜて作（つく）った肥料（ひりょう）がどのようになっているかを確（たし）かめに、さっそく自然（しぜん）体験（たいけん）観察（かんさつ）園（えん）の畑（はたけ）へ出（で）かけました。

　野菜（やさい）くずを埋（う）めた土壌（どじょう）の温度（おんど）を測（はか）ります。発酵（はっこう）が進（すす）むと温度（おんど）が高（たか）くなります。今日（きょう）は、51.1℃でした。前回（ぜんかい）から3日（にち）目（め）の12日（にち）には、56.4℃にもなっていました。60℃（ど）を超（こ）すと菌（きん）が死（し）んでしまうので、これまでに2回（かい）土壌（どじょう）をかき混（ま）ぜて温度（おんど）を下（さ）げる作業（さぎょう）をしています。

　参加者（さんかしゃ）自身（じしん）が土（つち）の中（なか）に手（て）を差（さ）し込（こ）み、発酵（はっこう）温度（おんど）を体感（たいかん）してみます。
　発酵（はっこう）が進（すす）むと、腐敗（ふはい）臭（しゅう）はなくなります。

　出来上（できあ）がった堆肥（たいひ）を畑（はたけ）の畝（うね）まで運（はこ）びます。

　秋植（あきう）え野菜（やさい）を予定（よてい）する畝（うね）に堆肥（たいひ）を埋（う）め込（こ）む作業（さぎょう）です。
　畝（うね）の真（ま）ん中（なか）に溝（みぞ）を作（つく）り堆肥（たいひ）を入（い）れます。

　堆肥（たいひ）の上（うえ）に土（つち）をかぶせた後（あと）、2～3日（にち）干（ほ）した草（くさ）を畝（うね）の上（うえ）にかけます。

　畝（うね）全体（ぜんたい）にシートをかぶせます。次回（じかい）講座（こうざ）は1か月（げつ）後（ご）、どのような土（つち）になっているか楽（たの）しみです。

　この後（あと）、服部（はっとり）越（こゆる）瓜（うり）・玉造（たまつくり）黒門（くろもん）越（ごえ）瓜（うり）・泉州（せんしゅう）水茄子（みずなす）・鳥飼（とりかい）茄子（なす）を収穫（しゅうかく）しました。

　なにわECOスクエア１階（かい）研修（けんしゅう）室（しつ）に戻（もど）り、ＤＶＤ「免疫力（めんえきりょく）アップ！超（ちょう）カンタン菌（きん）ちゃん野菜（やさい）作（づく）り」 （制作（せいさく）：菌（きん）ちゃんふぁーむ） を鑑賞（かんしょう）しました。