<イベントレポート>エコボラ研修 第二回「咲くやこの花館で、植物の知恵や不思議を知ろう!」 

2024年2月8日(木)咲くやこの花館にて、エコボラ研修 第二回「咲くやこの花館で、植物の知恵や不思議を知ろう!」 を開催しました。
この日は、約15名の参加者で、講演、体験、館内ツアーにより、生物の多様性について学びました。

講演は、咲くやこの花館館長 城山 豊氏より「生物多様性とは、生き物たちの豊かさや個性のつながりのことを指す。地球上の生き物は、約40億年という長い歴史の中で、さまざまな環境に適応しながら、進化する中で、3000万種ともいわれる多様な生物が生まれ、これらの生命には、一つひとつ個性があり、直接に、間接的に支え合って生きています」とのお話でした。

講演後はタブレットを使い、2人1組になって、タブレット体験を行いました。
これはVR(仮想空間)とAR(拡張現実)が体験できるものです。
参加者のみなさんは、気候変動や生物多様性についてのリアルな映像に驚いていました。

続いて、ガイドの方から咲くやこの花館内の植物の多様性について聞くツアーです。
その中で、「共進化」という言葉が印象的でした。
この言葉は、蜜を作りだす植物とその蜜を吸う虫が、切っても切り離せない関係で、字のごとく、「共に進化する」という意味です。
このことは、最初の城山館長のお話にあった「私たちの日常生活においても、地域社会においても、一つひとつの個性が、支え合って生きいている」ということに共通していると思いました。