レポート
エコボラ研修③「湿地モニタリング調査」
令和5年3月12日(日曜日)に、2022年度第3回目のエコボラ研修として「湿地のモニタリング調査」を実施しました。
出席者は、NTT西日本関西支店の職員の方2名と大阪市エコボランティアの方12名で、植物班と動物班のグループに分かれて調査を行いました。
はじめに、大阪市立環境科学研究センター 秋田 耕佑氏・大阪公立大学大学院 鈴木 真裕氏・大阪市エコボランティア 北川 ちえこ氏からモニタリング調査の意義と調査方法について説明がありました。
【調査の意義】湿地の状態を可視化する。外来種の早期発見、早期対策
【水中動物】目視調査とすくいとり調査
【植物】5区分①葉っぱがある。②花が咲いている。③種ができている。④樹木で実生。⓪茎のみ等不明
■調査風景
【水中動物】
網を奥に入れて、水底をすくいとるように手前に引き上げます。
引き上げた網の泥をおとして、葉っぱについてる虫などを目を凝らして見つけます。
【植物】
どのような植物がどの位置に、どのような状態で生えているか調査します。
調査した植物の種類と5区分などを記録用紙に記載します。
■記録用紙
水中動物用
植物用
■生息していた動植物(例)
ギンヤンマ(幼虫)
アメリカザリガニ
ミジンコ
上記以外に
[ヒメタニシ・サカマキ貝・フチバカゲロウ(幼虫)・アオモンイトトンボの仲間(幼虫)・シオカラトンボ(幼虫)・コミズムシの仲間(成虫)・チビミズムシの仲間(成虫)・ユスリカの仲間など]
上記以外に
[アメリカアゼナ・オランダミミナグサ・オオバコ・イヌガラシ・カラスノエンドウ・スズメノエンドウ・タネツケバナ・ウラジロチチコグサなど]
■次回の「モニタリング調査」は、令和5年4月9日(日曜日)調査予定です。