イベントレポート
【レポート】図書館 de ECO「ふろしきバッグでエコライフ!」@天王寺図書館
令和5年1月14日(土)、大阪市立天王寺図書館で「ふろしきバックでエコライフ」講座を実施しました。
講師は大阪市エコボランティアの長谷川 勝美さんです。5名の参加者の皆さんと一緒に、ふろしきの色々な包み方や災害時における活用方法などを教えていただきました。
今では有料化となっているレジ袋ですが、私たちの暮らしにはまだまだ身近なものです。
なぜレジ袋は有料化になったのでしょうか?
これは、プラスチックごみの問題が世界的な社会問題となったからです。
レジ袋は石油などからつくられ、製造過程で
CO2を発生します。そのため、レジ袋を削減することは、ごみの削減や地球温暖化の防止につながります。
難しく考えずに、皆さんのお家に眠っているふろしきを日常的に使えば、少しずつでも環境問題に貢献できますね!と、教えてもらいました。
この紫色のふろしきは、先生のお気に入りの1枚だそうです。 なんとっ!3R柄です。
皆さんもどこかで一度は聞いたことがありますよね。3R(リユース・リデュース・リサイクル)
次はいよいよ、色々なふろしきの結び方を教えてもらいます。
まずは大きなふろしきで「スイカ包み」を教えてくださいました。
大きな物や、たくさんの荷物を入れる時にとても便利です。
次に、ふろしきの基本の結び方を教えてもらいました。
ふろしきの結び方の基本は「真結び」と「一つ結び」の2種類しかなく、この2つをマスターすれば大丈夫!
…なのですが、これがなかなか少し難関でした。これまで結んできた結び方に指が慣れている為、少し違うだけで頭が混乱します。皆さん笑いながら楽しく学んでいました。
次に、災害時などにも役立つ使い方を教えてもらいました。
避難場所では、時には自分達がいる場所の目印にもなり、時には寒さ対策にもなります。物資を運ぶ時にはリュックにもなり、とても便利です。
参加者の皆さん、ご自身の素敵なふろしきで素敵なリュックができました。
次に、今年の干支「兎年」にちなんでウサギの包み結びや、ワイン瓶の包み方を教えてもらいました。
色や柄、素材が違うだけで和服でも洋服でもピッタリ合いますね。
ふろしきは、1枚持っているだけでいつでもどこでも便利で役立つものだということが分かり、またECOにもつながることを学びました。