イベントレポート
【レポート】お野菜クイズと食品ロス@大阪市立喜連西小学校
令和4年11月4日(金)、大阪市立喜連西小学校で「お野菜クイズと食品ロス」の授業を実施しました。
講師は、特定非営利活動法人 イー・ビーイングの『井上 明子』先生です。
まずは、電子黒板に映し出される簡単な野菜のクイズから始まりました。
にんじん、キャベツなどの簡単な野菜から始まり、カリフラワーなど普段の食卓では頻繁にはみかけない野菜もありました。
ですが、生徒のみなさんは元気よく野菜の名前を言ってほとんどが正解していました。
次に、お野菜クイズシートが配られ配布された野菜シールを同じ仲間同士に分類して貼り合わせるワークショップを行いました。
野菜の種類は食べている場所を組み分けするようになっており、『葉っぱ』『花・つぼみ』『くき』『根っこ』『実』の5つに分けるゲームです。
間違えやすい野菜としては、ブロッコリーやじゃがいも・さつまいもなどのイモ類です。
ブロッコリーやカリフラワーはつぼみを食べています。また、じゃがいもは茎の変化した『根茎』という部分を可食部にしていますが、さつまいもは根っこの部分が肥大化した『塊根』と呼ばれる部分になります。
また、間違えやすい野菜として長ネギがあります。白い部分は茎ではなく葉っぱとなる部分で、土を盛って太陽光にさらさないように育てているため白いのだそうです。
お野菜クイズが終わると、次は食品ロスについての勉強です。
食品ロスのうち、3割が直接廃棄(食べずにそのまま捨てられていること)、同じく3割が過剰除去(皮の剥き過ぎなど)、残りの4割が食べ残し(作りすぎであったり、嫌いだったり)で廃棄されていることを学びました。
思いのほか、たくさんの食べ物が捨てられている現実に生徒さんたちは唖然としながらも、みんなで話し合いなるべく食品ロスを少なくする方法を相談して発表しあいました。
今後も、野菜のことを学んだりそこから食品ロス削減につながるように勉強していってくださいね。