イベントレポート
【レポート】図書館 de ECO「ふろしきバッグでエコライフ!」@都島図書館
11月23日(祝・水)に、大阪市立都島図書館で「ふろしきバッグでエコライフ!」を開催しました。
朝から雨が降りしきる中でしたが10名の方がご参加くださり、ふろしきの色々な包み方や災害時での使い方などを教わりました。
講師は大阪市エコボランティアの長谷川 勝美さんです。
まず初めに先生から、「皆さんは普段、ふろしきをどんな時に使っていますか?あまり使いませんか?」と、問いかけがありました。
今現在レジ袋は有料化となりましたが、まだまだ私たちの日常の暮らしにとても身近なもので、たくさん使っています。しかしごみは増え地球温暖化の原因にもなっています。レジ袋を削減することは、ごみ減量、地球温暖化防止の原因となるCO2の削減などにつながります。
環境のためにも、皆さんのお家に眠っているふろしきをどんどん使っていきましょう!と、環境問題についてのお話がありました。
次はいよいよ、色々なふろしきの結び方を教えていただきます。
まずは「スイカ包み」です。スイカなどの大きな物や、たくさんの荷物を入れる時にとても便利です。
ワインの瓶も包んでみました。これからクリスマスやお正月などのイベントが待っていますが、お酒を持って行く機会があれば、ぜひふろしきを使って素敵なラッピングにしてみてください。
次に、ふろしきの基本の結び方を教えてもらいました。
ふろしきの結び方の基本は「真結び」と「一つ結び」の2種類しかありません。しかしこれが少し難関でした。覚えてしまえば本当に簡単なこの結び方ですが、参加者の皆さんもできるまで少し時間がかかりました。しかし、先生が一人ずつ丁寧に教えてくださり皆さん結べるようになりました。
次に、「包む」以外での使い方を教えてもらいました。
ふろしきは物を包むだけの物ではありません。災害があった時など頭を保護したり、避難場所で着替える時などにも使えます。1枚有るのと無いのとでは違うので、ぜひ避難袋に入れておいてくださいと先生が教えてくれました。
避難先ではたくさんの物資を運ぶため、両手が空くようにリュックサックが便利です。
ふろしき2枚を使って、リュックサックの作り方を教わりました。1枚は肩ひも用として使い、もう1枚は袋にし、2枚を組み合わせればリュックサックの完成です。大きなペットボトルも入ります。
この他にも、寒い時にはスカーフとして使えたりすることも教えてもらいました。
ふろしきは、1枚持っているだけでいつでもどこでも便利で役立つものだということが分かり、またECOにもつながることを学びました。