【レポート】クレオ大阪東SDGsフェスタ「カマキリ博士の昆虫教室」

令和れいわねん10がつ22にち)11~12にクレオ大阪おおさかひがしで『カマキリ博士はかせ昆虫こんちゅう教室きょうしつ』を開催かいさいし、18めい参加さんかしました。

カマキリの英名えいめい「マンティス♪」ポーズからはじまったこの講座こうざ講師こうしは、カマキリ博士はかせこと、昆虫こんちゅう科学かがく研究けんきゅうセンターISRCの渡部わたなべひろし先生せんせいです。

昆虫こんちゅう教室きょうしつは、まず実際じっさいにカマキリを全員ぜんいんさわってもらうということからはじまりました。

むしきらいでさわれないどももはじめはいましたが、むし得意とくいなおさんや、そのおとうさんおかあさんもさわるのをみて、二巡目にじゅんめ魔法まほうにかかったようにカマキリにれあえるようになりました。

つぎに、昆虫こんちゅうクイズを実施じっししてカマキリのからだいろがどうして緑色みどりいろなのか、どういう場所ばしょ生息せいそくしていてなぜその場所ばしょにいるのかなど、くわしくやさしく説明せつめいしてくださいました。カマキリは肉食にくしょく昆虫こんちゅうであり、昆虫こんちゅうなかでは生態系せいたいけいのトップにものですがカマキリよりもおおきなとりやトカゲにはかないません。また、幼虫ようちゅうときはあらゆる肉食にくしょくもの天敵てんてきになりうるため緑色みどりいろ体色たいしょくくさむらのなかでは保護色ほごしょくになっています。さらに、緑色みどりいろからだ獲物えものつかまえるさいにも非常ひじょうやくつことをまなびました。えさとなるバッタなどの昆虫こんちゅうくさむらに生息せいそくしており、そのいろがカモフラージュになるためえさから認識にんしきされにくいのだとカマキリ博士はかせおしえてくださいました。どもたちは活発かっぱつげたりまえたりと大盛おおもがり。

また、クイズに正解せいかいしたり、「おお~」とみんながうなずける発言はつげんをした参加者さんかしゃには、おたのしみばこなかから昆虫こんちゅうカードがプレゼントされました。

生態系せいたいけい勉強べんきょうあとは、危険きけんいろ警戒けいかいしょく」を昆虫こんちゅうのおはなしです。踏切ふみきり工事こうじ現場げんば看板かんばんなどが黄色きいろくろであることとハチのからだいろおなじであることには意味いみがあるとまなびました。みずからのからだどくがあることをアピールし、天敵てんてきおそわれないようにしています。『あかくろ黄色きいろあぶないいろ))』という合言葉あいことばどくのある昆虫こんちゅう危険きけん昆虫こんちゅうまなびました。

最後さいごは「マンティス♪」のポーズで楽しい講座こうざめくくりました。

アンケートでは、「わかりやすい言葉ことばはなしがわかりやすかった。」「実際じっさいにカマキリにさわったのははじめての体験たいけんだった。百聞ひゃくぶん一見いっけんにしかずですナ」といった感想かんそうせられました。昆虫こんちゅうつうじてもの全体ぜんたいつながりの大切たいせつさを、どもも、大人おとなまなべた有意義ゆういぎ講演会こうえんかいとなりました。