【レポート】「カマキリ先生と鶴見緑地の昆虫を観察しよう!」 #2

 令和れいわねんがつ)つきつき)17にち)にち)花博はなはく記念きねん公園こうえん 鶴見緑地つるみりょくち やまのエリア 政府せいふえんあととその周辺しゅうへん草地くさちにて「カマキリ先生せんせい鶴見緑地つるみりょくち昆虫こんちゅう観察かんさつしよう!」を実施じっししました。

 講師こうしは、カマキリ博士はかせこと渡部わたなべ ひろしひろしさん(昆虫こんちゅう科学かがく研究けんきゅうセンターISRC)です。

鶴見緑地つるみりょくちパークセンターへの事前じぜんもうみをおこない、抽選ちゅうせんえらばれた14くみ43めい参加さんかされました。最初さいしょ建物たてものないでカマキリ先生せんせい持参じさんされたハナカマキリを、参加者さんかしゃゆびせて、講師こうしたくみみな話術わじゅつにより、緊張きんちょうをほぐしていきます。カマキリをまえて、ゆびせることをためらっていたどもたちもけられましたが、次第しだい勇気ゆうきだ)だだ)してゆびせていました。表情ひょうじょう緊張きんちょうから笑顔えがおになって次第しだいがっていきます。

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つぎにカマキリ先生せんせいより、クイズ方式ほうしきで、いろいろなカマキリや昆虫こんちゅう生態せいたいについて参加者さんかしゃいかけていきます。クイズに正解せいかいすれば、カマキリ先生せんせいから特製とくせいのカードがもらえるため、次第しだいげるどもたちがえていきます。たのしみながらカマキリだけではなく色々いろいろ昆虫こんちゅう生態せいたいについて理解りかいふかめていきました。野外やがい活動かつどうまえ注意ちゅういすべきてんについて先生せんせいよりレクチャーがあり、いよいよ野外やがい活動かつどうです。

 30えるあつさのなか元気げんきいっぱいに草地くさちしていきます。お目当めあてはカマキリを発見はっけんすることです。でもなかなかつかりません。いろいろなバッタが草地くさちひそんでおり、虫取むしとあみにより、たくさんの参加者さんかしゃがバッタをつかまえていました。カマキリ先生せんせいより、バッタがるということはカマキリもるはずだよ、とのアドバイスにみな必死ひっしさがします。ちいさいカマキリがたと数人すうにん目撃もくげき情報じょうほうはあったものの、残念ざんねんながらつかまえることはできませんでした。制限せいげん時間じかんとなり、それぞれの捕獲ほかくした昆虫こんちゅう建物たてものないでの後半こうはんのおはなしはじまります。

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 カマキリ先生せんせいより昆虫こんちゅう世界せかいでの食物連鎖しょくもつれんさたとえば、きらわれているゴキブリがこの世界せかいからえてしまえばどうなるか、みなつかまえてきたバッタがすくなくなれば、カマキリのかずはどうなるのか?と参加者さんかしゃいかけていきます。それぞれ役割やくわりがありバランスがくずれたら、おおきな変化へんかをもたらし、絶滅ぜつめつしてしまう生物せいぶつもあるとき、「いまつかまえた昆虫こんちゅうはどうしますか?」との先生せんせいからのいかけにどもどもたちからおおきなこえで、がしますと返答へんとうがありました。たんなる昆虫こんちゅう観察会かんさつかいではなく、昆虫こんちゅうつうじてもの全体ぜんたいつながりの大切たいせつさを、どもも、大人おとなまなべた有意義ゆういぎ観察会かんさつかいでした。()かっこ

 

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