イベントレポート
【レポート】「食品ロスをなくして地球を守ろう」 @大阪市立放出小学校 5月31日 午前
城東区の放出小学校で、令和4年5月31日(火)3・4時限目に「食品ロスをなくして地球を守ろう」を開催し、5年生36名が参加しました。
講師は、谷 美也子さん(大阪環境カウンセラー協会)です。
講座の前半は、カードゲーム「食べ残しNOゲーム」。6つの班に分かれて、ゲームマスターの指導(ゲームの指導員)のもと、参加のみなさんがそれぞれお店のオーナーとなりお客さんの予算とお店のメニュー(重さ)で食べ残しが無くなる工夫をすれば賞金が貰え、食べ残し等が多ければ罰金を支払うゲームを行いました。所持金が多い人が勝利となるため、特に罰金(食べ残し)を出したくないための工夫を考え、制限時間いっぱいまで取り組み、楽しみながら食品ロスをなくすにはどうすればいいかを学んでいました。
後半は食品ロスの現状を先生より、分かりやすく解説、特に世界や日本での食品ロスの量が膨大であるのに、世界では10人に1人が十分な食料がないこと、日本では一人毎食お茶碗1杯分の量の食品を捨てている現実を聞き、驚きを隠せない様子だった。食べ物を無駄にしないためにどうすればいいか、講師より対話形式により児童に問いかけると、食べ残しをしない、食べれる量だけを外食で注文する、好き嫌いはしない、など多くの意見が聞かれました。
最後に食べ残しはしない 「食べ残しNO!」と大きな声で発声し、講義を締めくくりました。「食品ロス」と地球温暖化について、身近な問題として捉え、食べ物を大切にし、一人ひとりが地球のことを考えて行動することの大切さを学び、自分に何ができるかを友達と意見を交わしながら考えを深められた講義になりました。