イベントレポート
図書館 de ECO「エコブローチをつくろう!」@福島図書館
令和4年3月19日(土曜日)に、福島区民センターの会議室で、「エコブローチをつくろう!」講座を実施し、7組(大人8人、子ども8人)が参加されました。
講師は、大阪市エコボランティアの黒野治美さんです。スタッフとして、同じく大阪市エコボランティアの戸開さんと磯部さんにお手伝いいただきました。
まず、講師から「賞味期限」と「消費期限」の違い、大阪市のごみ減量アクションプラン、「3きり運動」についてのお話がありました。
「賞味期限は美味しく食べられる期限、消費期限は食品が劣化したり腐りはじめる期限なので、まずその違いをよく知ることが大切です。」とお話しされました。
また、「3きり運動」の取り組みである、「使いきり、食べきり、水きり」についても紹介されました。「食品は使う分だけ買い、食べ物を残さないように食べきること。また、生ごみは水を切ってから捨てればごみの量やごみを燃やす燃料費も減らすことができるので、自分たちのできることを率先して行いましょう。」とお話しされました。
お話のあとは、いよいよブローチづくりです。 新型コロナウイルス感染症予防対策のため、密にならないよう、一組ずつ前に出てきてもらい、台紙と好きな種を選んでもらいました。台紙は、牛乳パックと端切れ布をリサイクルして作られています。
参加者のみなさんは、見本のブローチを参考にしながら、用意された約30種類の種や実の中から、好みのものを選びました。かぼちゃ、柿、ゴーヤ、レンズ豆、綿、とうもろこし、梅干し、小豆、ひまわり、どんぐりなど、たくさんの種類の種が並んでいました。
選び終わったら、ボンドで台紙に貼り付けていきます。
小さな種をピンセットで丁寧に揃えて貼り付ける人や、豪快に台紙からはみ出して貼ったり、種を縦に並べて立体的にする人など、個性あふれるオリジナルのブローチができあがりました。
参加者のみなさんは、とても楽しそうに作っていました。一人で6個のブローチを作っている子どももいました。
参加者のアンケートをご紹介します。
・とてもとてもたのしくて、おもしろかったです。またやりたいです。
・食品ロスに興味を持ちました。野菜の皮などの調理を家庭でも取り組みたいと思います。
・少しでもごみを減らしていきたいです。
ごみ減量や食品ロスにまで関心を持っていただき、充実した講座となりました。ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。